独立系調査機関のTIWは、1月17日付けレポートで、「ゲーム各社」と題するレポートを発行し、ソニー<6758>傘下のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が開催する「Playstation Meeting 2011」を取り上げている。
SCEは、1月27日に「Playstation Meeting 2011」を開催するが、その内容は「Playstationビジネスの今後の方針、展開についての説明」になる。「Playstation Meeting」は、「PS3」のお披露目があった2005年以来、久々の開催でもあり、TIWでは、新型ハード、特にPSPの後継機に関する何らかの発表があると予想している。
TIWでは、「3DS」が3D化や高機能化によって「PSP」よりも高性能な機種となったため、SCEは、任天堂を意識せざるを得なくなっていると見ているようだ。新型機「3DS」の投入によって、任天堂は、「PSP」の主要顧客であるコアゲーマー層の獲得も目指していると考えられるため、SCEとしては「3DS」発売前に何らかの対抗措置をとる必要があるという。
仮にPSPの後継機に関する発表であった場合、ソフトウェアのラインナップと、ハードの赤字をソフトのライセンス料で補填するビジネスに見直しが行われるかどうかが注目とのこと。他方、「ニンテンドー3DS」については、海外発売日と価格に株式市場の注目が集まるだろう、としている。ネット上では、1月19日発表との噂がある。