VIBE、ダンボール製テーブル筐体『げーむぼっち』組み立てキットを11月下旬より通信販売開始予定! 「マチアソビvol.15」のだんぼっちブースにて展示



バンダイナムコグループのVIBEは、10月9日、段ボール製のゲーム筐体型テーブル組み立てキット「げーむぼっち」を2015年11月下旬を目処に通信販売で発売すると発表した。販売予定価格は10万円(税抜・送料別)。今後の詳細などについては公式ツイッター上でアナウンスされる。

1:開発の経緯
VIBEが2013年10月末日に発表したダンボールを使った簡易防音室『だんぼっち』は、大変好評で、サイズバリエーションを増やし、アジア圏での販売を計画している。だんぼっちの販売を通じ、ダンボールという素材の可能性を感じ、”遊び”を軸に新たな商品開発を進めてきたという。

また、親会社であるバンダイナムコエンターテインメントの「パックマン」が35周年を迎えたこと、1970年代後半から80年代前半に活躍したテーブル筐体がマスメディアでも取りあげられるなど、「レトロゲーム」が再注目されている市場環境の中、当時のテーブル筐体をダンボールで復活させると一定の需要があると考え、開発がスタートした。


2:特徴 
・軽量
従来のテーブル筐体は、本体が木製でブラウン管を保持するために鉄の部品が多く使われていたため、重量が数十キログラムほどあった。「げーむぼっち」は主要な部品がハニカムダンボールでできており、液晶モニターを入れることを想定しているため、非常に軽く、個人宅で手軽に設置することが可能となっている。天板には、従来のガラスからハードコートアクリルパネルに変更することで、さらなる軽量化が実現されている。

・カスタマイズ性
限られた環境でしかビデオゲームが遊べなかった当時と違い、現在はゲームを遊ぶためのハードウェアが多数存在する。そのため、「げーむぼっち」はユーザーの好みのハードウェアを設置し遊ぶ方式とした。なお、「げーむぼっち」専用のコントローラーパネルや、専用タッチパネル天板をオプション品として用意される予定。ゲーム筐体として利用しない場合でも、個人用テーブルとして利用できる。

※「げーむぼっち」は、販売価格を抑えるため、商品到着後にユーザー自身で組み立てる組み立てキットとして販売する予定。そのため、木工用ボンドやドライバーなどの工具が必要となる。
※「げーむぼっち」には、液晶モニターやゲーム機本体・コントローラー、ゲームソフトなどは付属しない。ゲーム筐体として利用するには、別途用意する必要がある。
※「げーむぼっち」に入れる液晶モニターは、視野角の問題からIPS方式の商品を強く推奨。利用できるモニターサイズは、ワイド型では22インチ程度、スクエア型では19インチ程度まで。


3:想定ターゲット 
レトロゲームが好きな方、デザイン性のあるインテリアを求められる方、工作が好きな方などを主なターゲットとして想定している。


4:商品概要
商品名 「げーむぼっち」
外寸 W860×D580×H670(mm)
発売元 株式会社VIBE
販売予定価格 ¥100,000(税抜・送料別)
販売チャンネル インターネット通販
付属品 ハードコートアクリル天板/サービスホール/メンテナンスハッチ/スピーカーグリル


5:今後について 
・オプション品の販売
◯専用のコントローラーパネル
◯タッチパネルディスプレイ
テーブル筐体の新たな使い方として、画面を直接タッチして操作が出来る、タッチパネルディスプレイ付き天板を開発中。
※タッチパネルディスプレイ天板は、静電式のためガラス天板となる。タッチパネルコントローラーは、現在のところWindowsのみ対応。

・展示
2015年10月10日(土)~12日(月)に徳島市内において開催される、アニメイベント「マチアソビvol.15」のだんぼっちブースにて展示。

・完成品セットの販売
工場でパネルを組み立てて、最小限の加工で利用できるセットを開発中。機材の揃った工場で組み立てることにより、より精度の高い商品となる。



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