フィールズ、2Qは大幅増収、営業黒字転換を達成…パチスロの大型タイトルが寄与 新作『タワー オブ プリンセス』の9月収支は黒字化

フィールズ<2767>は、10月30日、2016年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高502億5500万円(前年同期比2.4倍)、営業利益18億8400万円(前年同期40億7700万円の赤字)、経常利益19億3000万円(同40億7200万円の赤字)、四半期純利益7億600万円(同25億900万円の赤字)と大幅増収、黒字転換を達成した。
 

遊技機販売において、販売台数が前年同期比31.7%増の13万4000台となり、特にパチスロ販売台数は「ヱヴァンゲリヲン・希望の槍」や「パチスロ バイオハザード6」などの大型タイトルが寄与し、同146.6%増の6万9000台となった。なお、パチンコ販売台数は同12.1%減の6万4000台となっている。販売済み及び営業活動中のタイトルは以下の通り。
 

ソーシャル・ゲームは、2015年8月に『タワー オブ プリンセス』をリリース。9月収支は黒字化しており、ARPPU(課金者一人当たりの平均売上高)も高い水準で推移しているという。また、家庭用ゲームでは、月刊ヒーローズ連載中の『キリングバイツ』のゲーム化が決定した。

なお、2016年3月期通期見通しに対しては、円谷プロダクションやソーシャル・ゲームの分野を含め、概ね計画通りの進捗であるとしており、従来予想から変更なく、売上高1200億円(前期比20.5%増)、営業利益60億円(同26.5%増)、経常利益65億円(同18.4%増)、当期純利益35億円(同15.9%増)を見込んでいる。
 
円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1171億2500万円、営業利益109億5000万円、経常利益112億1800万円、最終利益82億2100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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