テレ東HD、中間期は営業益49.3%増の39億円と大幅増益、通期予想を上方修正…「妖怪ウォッチ」や「NARUTO」などアニメ事業の売上が倍増
テレビ東京ホールディングス<9413>は、11月4日、第2四半期(2015年4~9月期)の連結決算を発表し、売上高657億円(前年同期比4.2%増)、営業利益39億円(同49.3%増)、経常利益41億円(同44.8%増)、最終利益25億円(同57.4%増)と大幅な増益を達成した。
主力の地上波放送事業では、テレビ東京の放送収入が売上高425億円(2.4%減)、売上総利益125億円(同0.6%増)と横ばいだったものの、ライツ関連が売上高93億円(38.3%増)、売上総利益36億円(96.3%増)と好調に推移したことが主な増益要因となった。
とりわけライツ関連におけるアニメ事業は、売上高が倍増の74億円、売上総利益が2.5倍の29億円と大きく伸びた。「妖怪ウォッチ」の商品化などが好調に推移し、海外においては中国をはじめとしたライセンス収入が「NARUTO」を中心に伸びたという。また、昨年12月公開の「映画 妖怪ウォッチ」などが好成績をおさめ売上を伸ばしたとのこと。
2016年3月期は、売上高1340億円(前期比4.1%増)、営業利益65億円(同30.0%増)、経常利益67億円(同23.4%増)、最終利益42億円(同35.9%増)だった。従来予想の売上高1320億円、営業利益57億円、経常利益60億円、最終利益37億円からそれぞれ上方修正を行った。
主力の地上波放送事業では、テレビ東京の放送収入が売上高425億円(2.4%減)、売上総利益125億円(同0.6%増)と横ばいだったものの、ライツ関連が売上高93億円(38.3%増)、売上総利益36億円(96.3%増)と好調に推移したことが主な増益要因となった。
とりわけライツ関連におけるアニメ事業は、売上高が倍増の74億円、売上総利益が2.5倍の29億円と大きく伸びた。「妖怪ウォッチ」の商品化などが好調に推移し、海外においては中国をはじめとしたライセンス収入が「NARUTO」を中心に伸びたという。また、昨年12月公開の「映画 妖怪ウォッチ」などが好成績をおさめ売上を伸ばしたとのこと。
■2016年3月期の見通し
2016年3月期は、売上高1340億円(前期比4.1%増)、営業利益65億円(同30.0%増)、経常利益67億円(同23.4%増)、最終利益42億円(同35.9%増)だった。従来予想の売上高1320億円、営業利益57億円、経常利益60億円、最終利益37億円からそれぞれ上方修正を行った。
会社情報
- 会社名
- 株式会社テレビ東京ホールディングス
- 設立
- 2010年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 小孫 茂/代表取締役社長 石川 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9413