『Candy Crush Saga』で有名な英国モバイルゲーム会社King Digital Entertainment<NYSE:KING>は、11月5日、2015年12月期第3四半期(7~9月期)の決算を発表した。
発表した決算は、売上高が前四半期比(QonQ)10%減の4億8000万ドル(日本円:約583億円)、利益は20%増の1億4300万ドル(同:約173億円)と減収増益となった。先行指標として利用される受注総額(Gross Booking)は5%減の5億0200万ドル(同:約609億円)だった。
売上高と受注総額の減少は、主力タイトルである『Candy Crush Saga』の落ち込みが主な要因だったとのこと。利益については、繰延収益の変化や株式報酬費用の抑制、税負担の減少などが主な要因だった。
第3四半期のKPIについては、DAU(Daily active users)が前四半期比6%減の1億3300万人、MAU(Monthly active users)が同5%減の4億7400万人、MUUs(Monthly unique users)が同7%減の3億4000万人と、アクティブユーザー数が減少した。『Candy Crush Saga』の落ち込みが主な要因だ。