セプテーニHD、15年9月期は営業益21%増の27億円に拡大…スマホ広告とFacebook・Twitter広告が好調、海外も寄与
セプテーニ・ホールディングス<4293>は、11月5日、2015年9月期の連結決算を発表し、売上高645億円(前の期比18.8%増)、営業利益27億円(同21.9%増)、経常利益31億円(同32.0%増)、最終利益23億円(同54.8%増)だった。
主力のネットマーケティング事業が、業容拡大と収益性向上が両立するなど好調だったことが主な要因。将来的な競争力強化のために人材や新規事業等への先行投資を吸収したという。また最終利益は、DM事業子会社の全株式を売却したことに伴う子会社株式売却益が計上されたことによる。
①ネットマーケティング事業
売上高615億円(同27.5%増)、営業利益36億円(同34.5%増)だった。スマートフォン向け広告は、需要の拡大とともに広告商品の多様化も進んだことで高成長が続き、売上高は前期比約1.7倍となった。また、強みを持つSNSを活用したマーケティング支援サービスを中心とするソーシャル事業についても、主力のFacebook広告に加えTwitter広告の成長が加速したことも寄与し、売上高は前期比約2.1倍と大幅に伸長した。一方、海外については、北米を中心に既存拠点の取扱高が増加したほか、韓国のネット広告企業を新たに連結対象としたこともあり、海外売上高は前期比約2.2倍と大幅に拡大した。
②メディアコンテンツ事業
売上高32億円(同5.2%減)、営業損益5億円の赤字(前期は2億円の赤字)だった。アクセルマークが手がけるモバイルゲーム事業で、ネイティブアプリゲームを2タイトルリリースした。うち、「キングダム –英雄の系譜–」は堅調に推移したが、その他のタイトルが伸び悩んだ。一方、マンガコンテンツ事業については、連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」のユーザー数が着実に増加し、アプリの累計ダウンロード数は9月末時点で180万と大きく成長した。また、自社IPである連載マンガ作品の商業化を推進し、アニメ1作品、書籍3作品を手がけた。
2016年9月通期の見通しは非開示。第1四半期は、収益39億円、NON-GAAP営業利益8億円、最終利益5億円を見込む。IFRSの任意適用を行うことに伴い、広告代理店販売の売上計上方法をグロスからネット計上に変更する。このため、収益が従来の売上高に比べて大幅に減少することになる。
主力のネットマーケティング事業が、業容拡大と収益性向上が両立するなど好調だったことが主な要因。将来的な競争力強化のために人材や新規事業等への先行投資を吸収したという。また最終利益は、DM事業子会社の全株式を売却したことに伴う子会社株式売却益が計上されたことによる。
①ネットマーケティング事業
売上高615億円(同27.5%増)、営業利益36億円(同34.5%増)だった。スマートフォン向け広告は、需要の拡大とともに広告商品の多様化も進んだことで高成長が続き、売上高は前期比約1.7倍となった。また、強みを持つSNSを活用したマーケティング支援サービスを中心とするソーシャル事業についても、主力のFacebook広告に加えTwitter広告の成長が加速したことも寄与し、売上高は前期比約2.1倍と大幅に伸長した。一方、海外については、北米を中心に既存拠点の取扱高が増加したほか、韓国のネット広告企業を新たに連結対象としたこともあり、海外売上高は前期比約2.2倍と大幅に拡大した。
②メディアコンテンツ事業
売上高32億円(同5.2%減)、営業損益5億円の赤字(前期は2億円の赤字)だった。アクセルマークが手がけるモバイルゲーム事業で、ネイティブアプリゲームを2タイトルリリースした。うち、「キングダム –英雄の系譜–」は堅調に推移したが、その他のタイトルが伸び悩んだ。一方、マンガコンテンツ事業については、連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」のユーザー数が着実に増加し、アプリの累計ダウンロード数は9月末時点で180万と大きく成長した。また、自社IPである連載マンガ作品の商業化を推進し、アニメ1作品、書籍3作品を手がけた。
■2016年9月期の見通し
2016年9月通期の見通しは非開示。第1四半期は、収益39億円、NON-GAAP営業利益8億円、最終利益5億円を見込む。IFRSの任意適用を行うことに伴い、広告代理店販売の売上計上方法をグロスからネット計上に変更する。このため、収益が従来の売上高に比べて大幅に減少することになる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セプテーニ・ホールディングス
- 代表者
- 代表取締役 神埜 雄一
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4293