サイバーエージェント、オンラインビデオ総研が動画広告のクリエイティブをCVRやCPAの目標に合わせて最適化していく「PVP」の提供を開始
サイバーエージェント<4751>は、動画広告市場の調査を行う専門組織オンラインビデオ総研が、動画広告のクリエイティブをCVRやCPAの目標に合わせて最適化していく商品「PVP(=Performance Video Package)」の提供を開始したことを発表した。
市場が急成長する動画広告において、企業による動画広告の成果を高めるためにはそのクリエイティブが大きく起因している。しかしこれまでは、動画を配信できるオンラインメディアが限られていた点や、クリエイティブ制作にコスト・時間がかかる点、さらに表現レバーが多く分析が困難などといった理由により、顧客獲得に特化したKPI設定とそれに伴う効果の可視化、建設的かつスピーディなPDCAの実行が難しいという課題感があった。今回、インターネット広告において豊富なノウハウを保有するサイバーエージェントがこれらの課題を解決するために立ち上げたのが新クリエイティブパッケージ「PVP」となる。
「PVP」は、インターネット広告における効果指標である顧客獲得率(CVR)と顧客獲得単価(CPA)の最適化を実現する動画クリエイティブについて、提案から制作、実装、検証の高速PDCAを行う。クリエイティブ効果をロジカルに検証する要素を多数設け、デバイスや広告主の商品・サービス情報、ターゲットとの関連性を科学的に分析しながら、新しいナレッジを構築する。例えば、動画の導入部分にあたる「Hook」や、情報設計「Contents」、音声「Sound」など、主な8つクリエイティブレバーに対して、広告効果を引き上げるための高速PDCAを展開する。
これ以外にも、YouTubeやFacebook、twitter、LINEなど各プロダクトで異なる広告配信ロジック(=アルゴリズム)や、再生条件、画角などを含む表示ルールなども考慮したフォーマットで提案する。
同社は、急成長する動画広告市場において、強みであるクリエイティブのロジカルな分析と制作、運用力を活かし、企業の動画を活用したプロモーションにおける問題解決や広告効果の向上に努めて行く方針だ。
■インターネット広告に関するWebサイト「CyberAgent AD.AGENCY」
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751