グリー、Wright Flyer Studiosの『消滅都市』を中国市場で配信開始 同国で人気の高い趙雲や関羽らが登場する「三国志」イベントなどを投入予定
グリー<3632>は、アプリ開発スタジオWright Flyer Studios(以下「WFS」)の開発したスマートフォン向けドラマ×アクション×RPG『消滅都市』を、中国市場のApp Storeを含む13のプラットフォームにおいて配信開始したことを発表した。
『消滅都市』とは、プロの運び屋「タクヤ」が謎の力を持った少女「ユキ」を乗せ消滅都市の謎を追う、ドラマ×アクション×RPG。タップとスワイプの簡単操作で楽しめるゲーム性や奥深いストーリーのほか、ゲームを盛り上げるポップでドラマチックなサウンドも話題となっている。2014年5月に提供を開始し、Google Playが選ぶ「2014年ベストゲーム」にも選出され、2015年8月時点で500万ダウンロードを突破するなど、多くのユーザーから好評を得ている。
グリーは、今年7月にD2Cが中国の大手メディア・文化産業グループと合弁で中国に設立した上海東方明珠迪爾希文化伝媒有限公司と『消滅都市』の中国市場における独占配信および運営に関して契約し、今秋にサービス開始することを発表している。WFSが手掛ける自社製ネイティブゲームを中国市場に向けて配信するのは今回が初となる。
中国版の『消滅都市』では、中国で人気の高い趙雲や関羽などをモチーフとしたタマシイ(ゲーム内キャラクター)の登場する「三国志」イベントなどを投入し、市場に適した運営でさらなる利用者の拡大を目指していくという。
■『消滅都市』
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太