クルーズ<2138>は、11月19日、フリマアプリ『Dealing』(ディーリング)を、日本エンタープライズ<4829>に事業譲渡すると発表した。譲渡価格は公開されていない。譲渡実行日は12月1日となる予定。
『Dealing』は、2014年11月にリリース後、順調にユーザー数を増やしてきたが、インターネットコマース事業における選択と集中を図るため、『Dealing』とシナジーのある大規模なユーザーデータベースを保持する日本エンタープライズに事業譲渡することにした、としている。クルーズの業績に与える影響軽微となる見通し。
一方、日本エンタープライズでは、競争が激化するフリマアプリ市場へ、初期投資を抑えながら短期間で参入できるとともに、同社が運営する300万DL を突破したヘルスケアアプリ『女性のリズム手帳』と『Dealing』を連携することで、あらゆるライフステージで女性の健やかな暮らしをご支援する“ライフサポートプラットフォーム”形成の促進が可能になる、としている。今後、「フリマアプリ」のビジネスモデルである取引の安全性を保証する仲介サービス「エスクロー」を活かした新たな事業の創出を目指す。
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会社情報
- 会社名
- 日本エンタープライズ株式会社
- 設立
- 1989年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 植田 勝典
- 決算期
- 5月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4829
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138