【ゲーム株概況(12/10)】Aimingが再び4ケタ大台を回復 大引けに決算発表控えたgumiはプラスで着地 enishは年初来安値を更新
12月10日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落し、前日比254.52円安の1万9046.55円で取引を終えた。為替が1ドル=121円台と円高に振れたことで輸出関連株を中心に利益確定の売りが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な推移が目立つ中で、Aiming<3911>が反発し、再び4ケタ大台を回復した。目新しい材料は浮上していないものの、繁体字版『ログレス』の好調や、新作『ロストレガリア』の累計100万ダウンロード突破(関連記事)など直近に出ていた材料を焼き直す形で、見直し買いが進んだようだ。
ほか、gumi<3903>がこの日は大引けでプラス転換するなど堅調な推移となったが、大引け後に発表した第2四半期決算は減収・赤字幅拡大という内容だっただけに、明日(12月11日)以降の株価推移がやや懸念されるところ。
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半面、enish<3667>が年初来安値を更新するなど下げがきつく、アエリア<3758>やモバイルファクトリー<3689>、DeNA<2432>なども売られた。
ハピネット<7552>を割当先とする総額約40億円の第三者割当増資の払込が完了したと発表(関連記事)したブロッコリー<2706>は続落し、今回の増資発表後では初めて400円台を割り込んだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911