【特集】『モンスターストライク』の2015年を振り返る 国民的IPに向けた土台作りに邁進


ミクシィ<2121>が提供するひっぱりハンティングRPG『モンスターストライク』。直感的なプレイ方法はもとより、端末を持ち寄り膝を付き合わせて遊ぶマルチプレイなどが、口コミを通して若年層の間で広がり、瞬く間に2014年初頭から大ヒットアプリへと成長した。その勢いは2015年になって衰えるどころか、さらなる成長を見せつけ市場に衝撃を与えた。

さて、そんな『モンスターストライク』だが、果たして2015年はどんな年になったのか? 本稿では年の瀬企画として、昨年に引き続き、とどまることを知らない『モンスト』を、イベント施策や功績、取り組みなどを2015年1月から順々に振り返ってみることにした。

【昨年の振り返りはこちら】
『モンスターストライク』の2014年を振り返る。怪物アプリ…大ヒットへの軌跡
 
 

■1月 - 「闘会議」に出展 2016年開催ではe-sportsを意識



【Topics】
・「モンスト”超絶”闘技場」ブースを「闘会議2015」に出展関連記事
・「音声付プリントマスコット」と「ラバーパスケース」がクレーンゲーム等で順次入荷関連記事
・モンスター「引き換え」機能や「イベントスケジュール」の予約通知機能などが新登場関連記事

2015年1月は、特筆するべき施策は見受けられなかったものの、トピックスとしては「闘会議2015 GAME PARTY JAPAN 2015 ~ゲーム実況とゲーム大会の祭典~」に「モンスト”超絶”闘技場」ブースが出展。「モンスト”超絶”闘技場」では、正式提供前のモンスト関連ゲームが一足先に遊べる「試遊コーナー」と、様々なイベントが開催される「スペシャルステージ」が出展した。2016年の「闘会議」にも出展する同作は、一般社団法人e-sports促進機構が主催する『モンスト』のNo.1チームを決める大会を開催する。
 
 

■2月 - 『モンスト』の売上が四半期で300億円を突破


【Topics】
・『モンスターストライク』初の公式マガジンを発売関連記事
・映画「ミュータント・タートルズ」とコラボ関連記事
・サンリオの人気キャラ『ぐでたま』と台湾限定コラボを実施…初のTVCMも関連記事
・関連動画サイト「モンスト超絶CAST」を開始関連記事
・2015年3月期第3四半期のミクシィ決算説明会関連記事
・利用者数が1800万人突破関連記事

KADOKAWA エンターブレイン ブランドカンパニーから、『モンスターマガジン No.00 準備号』が発売された。本書は『モンスト』初の公式マガジンで、制作現場をはじめ、これまで語られてこなかった開発秘話や、 今後リリースされる関連商品の最新情報など、公式マガジンだからこそ紹介できる内容を掲載。ほか、クエストの攻略方法や新キャラクター紹介などの公式情報や、ユーザーのプレイ動画といった、『モンスト』に関する動画をまとめて表示するサイト「モンスト超絶CAST」を開設。

2015年3月期第3四半期のミクシィ決算説明会では、『モンスト』の売上が四半期で300億円を突破したことに言及。また、成長著しい台湾版は、「協力プレイの訴求」という形で屋外広告や交通広告など大規模広告を多数掲載。テレビCMも積極的に展開した。
 

▲売上高 - 四半期推移(ミクシィ決算説明会より)
 
 

■3月 - 新TVCM「光秀篇」「信長篇」が話題に…山手線もジャック


【Topics】
・「ポテロング<しお味>」の『モンスト』パッケージ版を期間限定発売関連記事
・『モンスト』実況生放送新番組『HIKAKIN モンストTV with Google Play』を開始関連記事
・「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」とコラボ関連記事
・人気キャラクターのICカードステッカーを発売関連記事
・WONDAとのタイアップキャンペーンを実施関連記事
・繁体字版『怪物彈珠』を香港とマカオで提供開始関連記事
・新TVCM「光秀篇」「信長篇」を放映開始関連記事
・全国主要都市で「ひっ春(ぱる)?」キャンペーンを実施関連記事
・世界累計利用者数が2500万人突破関連記事

話題のテレビCM「光秀篇」「信長篇」が放映開始となった。このCMは、戦国武将「織田信長」と「明智光秀」をモデルに起用したドキュメント形式の内容で、「あの時代にモンストがあれば下剋上はなかった!?」を想起するようなコミカルな展開になっている。現代社会でも共感できる「苦手な上司」「付き合いづらい部下」の心情も演出されており、これまで放映したCMのなかでも一番人気が高くて、CMデータバンクの好感度の全体ランキングで7位にランクイン。CM好感度ランキングの上位のCMを見ると、有名なタレントを起用しないCMで上位に入っていることは珍しく、それだけ多くのユーザーに支持された。
 

また、全国主要都市で「ひっ春(ぱる)?」キャンペーンを実施。山手線ジャックを筆頭に、JR新宿駅ではシリアルコード付きピールオフ広告を展開した。そんな大規模プロモーション施策の追い風を受けて、世界累計利用者数は2500万人突破。
 
▲「ひっ春(ぱる)?」キャンペーンでは、東京・名古屋・大阪・福岡の主要駅と空港に372箇所の広告掲出と、JR山手線で大規模広告を展開。

 

■4月 - 対戦プレイに特化した『モンストスタジアム』が配信開始


【Topics】
・『モンスト』初のスピンオフタイトル『モンストスタジアム』を配信開始関連記事
・「GUILD PRIME」のコラボTシャツを販売関連記事
・繁体字版『怪物彈珠』でリリース1周年記念キャンペーンを開催関連記事
・「ニコニコ超会議2015」に出展…「大相撲超会議場所」にも協賛関連記事

『モンスト』のマルチ対戦機能に特化し、4 vs 4の最大8人でのチーム対抗対戦プレイができるスマホゲーム『モンストスタジアム』を配信開始。『モンスト』のアカウントと連携可能で、ユーザーが所持するモンスターを同期させてバトルに挑むことができる。自らの"モンストの腕"を披露できるリアルの場として、2015年8月2日(日)実施の「モンストフェスティバル2015」において、子の時点で『モンストスタジアム』の初代チャンピオンを決める「モンストグランプリ2015」を開催することも決定した。
 
 
▲『モンストスタジアム』

また、繁体字版『怪物彈珠』が2015年5月14日(火)に1周年を迎えると発表。同作は、2014年5月14日に台湾で提供開始以来、多くのユーザーに利用されて、2015年3月12日には香港・マカオにおいても提供を開始し、2015年4月20日現在で、利用者数260万ダウンロードを突破。これは台湾、香港、マカオの合計値となり、同一端末で重複ダウンロードされた数は含まれていない。また、繁体字版限定で台湾の大人気スマホゲーム『神魔之塔』とコラボレーションしたのも大きなトピックスだ。
 
 

■5月 - アニメ化&ニンテンドー3DS版発売…2つの重大発表


【Topics】
・アニメ化&ニンテンドー3DS版発売が発表関連記事
・アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボTVCMを放映開始関連記事
・人気イベント「超・獣神祭」に合わせたTVCM2種を放映開始関連記事
・2015年3月期第4四半期のミクシィ決算説明会関連記事
・世界累計利用者数が3000万人突破関連記事

2015年3月期第4四半期のミクシィ決算説明会において、『モンスト』のアニメ化&ニンテンドー3DS版発売とふたつの重大発表がされた。『モンスト』を含むコンテンツ事業が四半期売上高で400億円を突破。また、4月に販売開始した「GUILD PRIME」のコラボTシャツでは、クオリティが非常に高く、そのぶん値段も普通のTシャツと比べて5000円~7000円程度と高額にも関わらず、予約開始から約3時間で初回生産分まで販売するほどの好評を得た。

海外展開では、は韓国・中国が苦戦するも北米が堅調、台湾はテレビCM開始で絶好調とのことだった。なかでも台湾版では、日本と同様に4人で遊ぶ姿を収録したテレビCMを展開、大型のOOH広告も奏功し、利用者数は300万人を突破。ゲーム内コラボも日本と遜色ない、魅力のあるキャラクターとのコラボを実現している。もちろん台湾の大人気スマホゲーム『神魔之塔』とのコラボレーションは、大きな話題を呼んだという。
 

▲売上高 - 四半期推移(ミクシィ決算説明会より)
 
 

■6月 - 大きなトピックスはないものの、堅調な売上を示す


【Topics】
・LINE公式アカウントを開設関連記事
・Google Play売上ランキング…5月以降首位譲らず関連記事

『モンスト』のLINE公式アカウントが開設。このアカウントでは、『モンスターストライク』に関するイベントやキャンペーン情報に加え、ゲーム内で使えるアイテムのプレゼントなどお得な情報を配信。大きなトピックスはないものの、Google Playの売上ランキング推移をみていくと、過去90日間で6日間のみ首位を他のタイトルに明け渡した以外は、すべての日で首位となっているのが判明。5月は全日首位となり、6月も首位をキープしている。
 
出所:AppAnnie
 
 

■7月 - 夏の大型キャンペーン実施 出版業界が潤う出来事も


【Topics】
・「夏だ。アツまれ。」キャンペーンを開始関連記事
・『モンスターストライク』のクレジットカードが誕生関連記事
・『ウルトラストリートファイターIV』とコラボ関連記事
・アニメ『モンスト』が10月10日にYouTubeで全世界同時配信だと発表関連記事
・宝島社発行の攻略本がシリーズ累計200万部を突破…わずか半年で100万部上乗せ関連記事

7月になると、『モンスト』史上初となる夏の大型キャンペーンを実施。最大4人の仲間と協力してプレイできる『モンスト』の魅力を、さらに多くの方に体験してもらうため、暑(アツ)い夏に、たくさんの人々が集(アツ)まる祭りや音楽イベントを、モンストが熱(アツ)く応援する内容を展開。

このほか、宝島社が発行したミクシィ監修の『モンスターストライク』攻略BOOK シリーズが、2015年8月の重版をもって累計200万部を突破したのも大きな話題に。同シリーズは2015年2月に累計100万部を突破したばかりだったが、驚異的なスピードで売れており、わずか半年で200万部にまで部数を伸ばしている。大人気ゲームアプリは、出版業界も潤すほどのコンテンツ力を秘めていた。
 


 

■8月 - 「モンストフェスティバル2015」開催も波乱の月に


【Topics】
・「モンストフェスティバル2015」を開催関連記事
・「青森ねぶた祭」に『モンスト』の人気キャラクターが登場関連記事
・新TVCM「くだらないこと」篇を放映開始関連記事
・2016年3月期第1四半期のミクシィ決算説明会関連記事
・シリアルコード問題…『モンスト』がApp Storeから一時削除関連記事

2015年8月2日(日)には幕張メッセで「モンストフェスティバル2015」を開催。総入場者数は約34,500人、インターネット生放送などの総視聴者数は約130万人を突破した。本イベントは、対戦に重きを置いた『モンストスタジオ』を使用し競う「モンストグランプリ2015」も開催。2016年3月期第1四半期の決算説明会で森田氏は「このイベントを皮切りに、スマートフォンでの本格的なeスポーツ普及を目指していく」と述べた。

しかし、当日は会場のキャパシティを超える6万人以上のユーザーが訪れ、敢え無く入場規制、熱中症で搬送される方が出てくるなど、大きなニュースになったのも事実。これについて森田氏は「非常に反省しております。今後はこの経験を踏まえて、すべてのお客様にご満足いただけるようなイベントを開催していきます」とした。

海外展開では、2014年12月11日より中国Tencent社(WeChatとQQ)で提供していた中国版に関して、2015年10月19日に配信停止することも発表。これは両社の意向の違いを考慮し、今回の配信停止の判断に至ったという。また、iOSアプリ版の「シリアルコード」の取り扱いが原因で、『モンスト』がApp Storeから一時削除されるなど、8月は『モンスト』にとって波乱の月となった。
 

▲「モンストフェスティバル2015」
 

▲売上高 - 四半期推移(ミクシィ決算説明会より)

 

■9月 - シリアルコードの入力フォーム機能を廃止


【Topics】
・友達招待キャンペーンを終了関連記事
・「シリアルコードの入力フォーム」機能を廃止関連記事
・モンデリーズ・ジャパンの味長続きガム「ストライド」とコラボ関連記事
・「ほっかほっか亭」のコラボ企画…オリジナル弁当「モンスト弁当」を販売関連記事
・「ルパン三世」とのコラボTVCM5種を放映開始関連記事

9月には、先のシリアルコードを利用した機能を終了すると公式サイト上で明らかにした。Apple社からの要請があったためとしている。また、同様に友達招待キャンペーン(招待した側と招待された側にオーブをプレゼントする)をAppleの要請により見直し、9月3日のメンテナンス終了後から、現行のキャンペーンを終了した。そうした逆風のなかも、「ストライド」や「ほっかほっか亭」、「ルパン三世」など矢継ぎ早にユニークなコラボ施策を展開。

 

 

■10月 - 祝・2周年! アニメ配信開始!! 世界No.1アプリに!!!


【Topics】
・3DS版のTVCM「冒険の始まり」篇を放映開始関連記事
・新TVCM「秋の観光」篇を放映開始関連記事
・『モンスターストライク』2周年記念キャンペーンを開始関連記事
・賞金総額5000万円…「モンストグランプリ2016 闘会議CUP」の開催が決定関連記事
・アニメ『モンスターストライク』が10月10日に配信開始!関連記事
・『モンスターストライク』が世界収益ランキングで初の1位を獲得!!関連記事

サービス開始から2周年を迎えた10月の『モンスト』。その節目に相応しく、アニメ『モンスト』がYouTubeで配信開始された。アニメ『モンスト』は、1話を7分に凝縮し、YouTubeにて11言語配信というスマホ時代の新アニメフォーマットで提供されている。スマホでいつでもどこでも気軽に楽しめるアニメススタイルで、ゲーム版と同様に友人間のコミュニケーションを促進する役割も担っているほか、ゲームとリンクするような仕掛けも盛り込んでおり話題を呼んだ。なお、累計再生回数が配信翌日に140万回を突破、公式チャンネルの登録者数も8万人を突破した。
 
第1話「これが始めのストライク!」【モンストアニメ公式】

そして、2015年9月度の「App Annie Worldwide Index」ゲーム編のなかで、『モンスト』が世界の収益ランキングで初めて1位を獲得するなど、2周年に相応しいおめでたい話題が続いた。『モンスト』は、2014年4月に初めてトップランキング入りしたあと、2015年5月には日本の収益ランキングで1位を獲得。そして2015年9月、App AnnieがIndexランキングを始めてから17ヵ月間連続1位を獲得した『クラッシュ オブ クラン』を抜いて、初めて世界の収益ランキングで1位の座を獲得した。
 

 

■11月 - 圧倒的な右肩上がりの成長トレンドにも変化


【Topics】
・アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボ第2弾を開始関連記事
・「エヴァンゲリオン」コラボTVCM第2弾を放映開始関連記事
・2016年3月期第2四半期のミクシィ決算説明会関連記事

2016年3月期第2四半期の決算では、四半期推移(QonQ)で見てみると、減収減益となるなど、これまでの圧倒的な右肩上がりの成長トレンドから大きな変化のタイミングを迎えた。同社がQonQで減収減益となるのは『モンスト』リリース前の2014年3月期第2四半期以来となる。この要因について、決算説明会で荻野取締役は「『モンスト』に初心者パックを導入したが、これを既存の課金ユーザーも利用できたため利用し、ARPPU(課金ユーザー当たり売上高)が一時的に低下したため」とした。ただし、「初心者パックの効果で課金者数は増加し、10月も順調に推移している」ともしており、今回のQonQ推移が一時的なものなのかどうか、第3四半期でじっくりと確認する必要がありそうだ。

このほか、『モンスト』を開発した同社XFLAGTM(エックスフラッグ)スタジオの完全新作タイトルとなる『ブラックナイト ストライカーズ』が発表。同作は3人協力プレイや競争要素といったキーワードは出ているものの、実際のゲーム画面など詳細はまだ不明だ。もう1タイトルの『マーベル ツムツム』(2016年春提供予定)は、同社とウォルト・ディズニー・ジャパン、NHN PlayArtの3社による共同開発タイトルとなり、『ディズニー ツムツム』のなぞって消して遊ぶゲームシステムに『モンスト』の「協力プレイ要素」や「バトル要素」を盛り込んだタイトルになるとのこと。
 

▲売上高 - 四半期推移(ミクシィ決算説明会より)

 

■12月 - ニンテンドー3DS版が発売


【Topics】
・3DS版『モンスト』の新TVCM「サンタクロースからのお願い」篇を放映開始関連記事
・「Yahoo!検索大賞2015」で『モンスト』が二年連続で「ゲーム部門賞」を受賞関連記事
・ニンテンドー3DS版『モンスターストライク』が発売関連記事
・アニメ版『モンスト』の世界累計再生回数2000万回を突破関連記事
・新TVCM「幸せの合間に~お正月~」篇を放映開始関連記事

ニンテンドー3DS版『モンスト』を12月17日に発売開始。同作は、現在YouTubeにて配信中のアニメと同じ世界観でストーリーを進める本格RPG。バトルには人気モンスターはもちろんのこと、ニンテンドー3DS版のオリジナルモンスターも多数登場する。ローカル通信やすれちがい通信など、ニンテンドー3DS専用の通信機能にも対応している。発売翌日に出荷数100万本を突破したほか、アニメ版『モンスト』の世界累計再生回数2000万回を突破するなど、同様の世界観だからこそコンテンツのなかで相乗効果も生まれたのだろう。
 

 

【総括】 2016年の『モンスターストライク』


『パズル&ドラゴンズ』に次ぐ大ヒットゲームアプリ、『モンスターストライク』。市場をけん引したほか、ゲームユーザーの裾野を拡げたコンテンツとして、2015年は売上・人気共にNo.1となった。しかし、2016年3月期第2四半期の決算でもあるように、四半期推移(QonQ)は減収減益となるなど、これまでの圧倒的な右肩上がりの成長トレンドから大きな変化のタイミングに突入したのも事実。盛り返しにも期待がかかるが、2016年は従来の勢いから落ち着きを見せ、安定した推移を見せることだろう。

また、2015年3月期第4四半期のミクシィ決算説明会にて、森田社長は今後の『モンスト』の取り組みとして「国民的IPに向けた土台作りへ」と示した。ソーシャルゲームは売り切り型とは異なり、「ヒットしたら終わり」では決してない。いかに長く運営を続けていくことに加え、オリジナルタイトルであればIPとして育てていく必要がある。そういう意味でも2015年の『モンスト』は、アニメ化・ニンテンドー3DS版の発売を行い、スマートフォンを持っていない若年層に向けて、より『モンスト』の魅力を向上させるための施策・投資を展開した。これらの施策は、当然『パズドラ』でも行われた。

2016年、多種多様な取り組みで『モンスト』のさらなる成長に期待。それは売上等、決して目に見えた数値ではなく、10年後、20年後もユーザーに親しまれているコンテンツを目指した、新たな取り組みになるだろう。
 
(編集部  原孝則)


■『モンスターストライク』
 
 

■インタビュー記事一覧

『モンスト』の根源にある「集まって遊ぶ価値」と「緊張の緩和」


ひと癖ある『モンスト』の世界を彩るデザイングループのマネージャーに訊く制作現場


技術開発に余念がない…『モンスト』の基盤を支えるエンジニア


業界に一石を投じる“運営型のアニメ”


「つねにフルスイング」…話題のTVCMや未曾有のコラボ等『モンスト』宣伝の舞台裏とは



© mixi, Inc.
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
企業データを見る