【ゲーム株概況(1/14)】ほぼ全面安商状の中でコムシードが高い 6四半期ぶり黒字化のケイブは好材料出尽くしに ガンホーとグリーが底堅さ見せる
1月14日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅反落し、前日比474.68円安の1万7240.95円で取引を終えた。寄り付き前に発表された昨年11月の機械受注が市場予想を下回ったことで市場心理が大きく悪化、一時は下げ幅700円超まで売り込まれる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体市場と同様にほぼ全面安の商状の中で、コムシード<3739>が強さを見せた。なお、同社は前日に『グリパチ』で『CR 麻雀物語2~めざせ!雀ドル決定戦!~ 299ver.』を配信開始すると発表(関連記事)しているが、むしろ行き場を失った資金が軽量株として同社に向かったという側面の方が大きそうだ。
また、ガンホー<3765>とグリー<3632>が場中のマイナス推移から、大引けにかけて前日比変わらずまで回復するなど底堅さを発揮した。
半面、前日に発表した第2四半期決算で、第2四半期期間(9~11月)が6四半期ぶりの黒字化(関連記事)となったケイブ<3760>は、むしろ好材料出尽くしとの見方から売りが先行。Aiming<3911>やモブキャスト<3664>、イグニス<3689>などの下げもきつい。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789