スクエニHDが4日ぶり急反発…3Q決算の好調ぶりがサプライズに 新作タイトルの寄与で3Q営業益はQonQで2.3倍に急拡大
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が4日ぶりの急反発となり、3000円に迫る動きとなった。
前日(2月4日)に2016年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表しており、売上高が1527億円(前年同期比28.5%増)、営業利益が237億円(同60.5%増)と大幅増収増益を達成したことが材料視されている。特に第3四半期期間(10~12月)が売上高664億円(前四半期比50.6%増、前年同期比45.2%増)、営業利益111億9500万円(同2.3倍、同77.5%増)と四半期ベースでも大きく伸びており、これが市場にサプライズとして受け止められたようだ。
なお、第3四半期が大きく伸びた要因は、デジタルエンタテインメント事業の伸長によるもので、『メビウス ファイナルファンタジー』『星のドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』などのスマートフォン向け新作タイトルの収益インパクトがかなり大きかったようだ。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684