セガサミーHD、スマホ・オンラインゲームが営業赤字に 『弱ペダ』&『ルパン三世』好調で映像・玩具は黒字転換 AM施設も伸長
セガサミーホールディングス<6460>は、この日(2月5日)、第3四半期累計(2015年4~12月期)の連結決算を発表した。「補足資料」も同時に公開されており、オンラインゲームやスマートフォンアプリを展開するデジタルゲーム事業の売上高が393億円(前年同期比5%減)、営業損益が5億円の赤字(前年同期63億円の黒字)と減収・赤字転落となったことが明らかになった。
サービス開始から3年を超えた『ファンタシースターオンライン2』や『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』、『ぷよぷよ!!クエスト』などのスマートデバイス向け既存タイトルのほか、『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』などが堅調に推移した。しかし、アジア向け新作オンラインゲーム『Football Manager Online』の韓国展開や、一部スマートデバイス向けタイトルが当初想定していた評価を受けることができなかったことから、それらのゲームタイトルに関連する資産の価値を見直したことによる評価損、各種タイトルの大型アップデートに伴い、広告宣伝費などの費用が増加したことが影響したようだ。
このほか、収益の改善で目立つのは、研究開発費の減少でパッケージゲームと、『StarHorse3 Season Ⅲ CHASE THE WIND』におけるCVTキットの販売や新作音楽ゲーム『CHUNITHM』の販売が堅調だったアミューズメント機器、そして、プライズが好調だったアミューズメント施設だろう。また『ルパン三世』の番組販売やTVシリーズ『弱虫ペダル』の物販、ライセンス収入などが好調だったとする映像・玩具分野も7億円の黒字となり、前記の7億円の赤字から黒字転換に成功した。
サービス開始から3年を超えた『ファンタシースターオンライン2』や『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』、『ぷよぷよ!!クエスト』などのスマートデバイス向け既存タイトルのほか、『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』などが堅調に推移した。しかし、アジア向け新作オンラインゲーム『Football Manager Online』の韓国展開や、一部スマートデバイス向けタイトルが当初想定していた評価を受けることができなかったことから、それらのゲームタイトルに関連する資産の価値を見直したことによる評価損、各種タイトルの大型アップデートに伴い、広告宣伝費などの費用が増加したことが影響したようだ。
このほか、収益の改善で目立つのは、研究開発費の減少でパッケージゲームと、『StarHorse3 Season Ⅲ CHASE THE WIND』におけるCVTキットの販売や新作音楽ゲーム『CHUNITHM』の販売が堅調だったアミューズメント機器、そして、プライズが好調だったアミューズメント施設だろう。また『ルパン三世』の番組販売やTVシリーズ『弱虫ペダル』の物販、ライセンス収入などが好調だったとする映像・玩具分野も7億円の黒字となり、前記の7億円の赤字から黒字転換に成功した。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460