【発表会】新CMに出演する嵐・二宮氏が登壇! ニンテンドー3DSの新作『パズドラクロス』がアニメやマンガ、玩具にクロスメディア展開

 
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、2月19日、ニコファーレにて、『パズル&ドラゴンズ』(以下、『パズドラ』)シリーズ新展開に関する記者発表会を開催した。
 

▲入り口では、レアガチャでお馴染みの金のドラゴンやたまドラなど、『パズドラ』での人気キャラがお出迎え。
 
当日は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役CEOの森下一喜氏、『パズドラ』プロデューサーの山本大介氏が登壇して、シリーズの新展開についてプレゼンテーションを行ったほか、2月20日より放送が開始される新CMに出演しているアイドルグループ「嵐」の二宮和也氏がゲストとして登場し、『パズドラ』についての熱いトークを繰り広げた。本稿では、その様子をレポートとしてお届けしていく。
 

▲ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役CEOの森下一喜氏。
 

▲『パズドラ』プロデューサーの山本大介氏。
 
本イベントの始めに、『パズドラ』シリーズ4周年の記念として、各界の著名人からお祝いのメッセージVTRが寄せられた。VTRに登場した方は下記の通り。
 
・Boseさん(スチャダラパー)
・声優 村瀬歩さん
・響(長友光弘さん、小林優介さん)
・ゴー☆ジャスさん
・声優 間島淳司さん
・平井善之さん(アメリカザリガニ)
・AMEMIYAさん
・元千葉ロッテマリーンズ 里崎智也さん
・小峠英二さん(バイきんぐ)
・川島海荷さん
 
VTRでは特に、芸人であるバイきんぐの小峠氏さんが「『パズドラ』の魅力はキャラクターだと思うんですよね」とコメントし、自身に似ていると言われるキャラにポリン、マーリン、ポポリン、ドロップスを挙げ、「全員ツルツルじゃねえか!」とセルフツッコミを入れて会場の笑いを誘ったほか、AMEMIYAさんがお祝いの歌として「今回、この話をいただいて~♪ 大急ぎで3日前から始めた『パズドラ』♪ フレンド申請しまくってるけど、誰もフレンドになってくれません~!」と歌い上げたのが印象的だった(しかし、この後そんなAMEMIYAさんに嬉しい新展開の発表も……!)。こうしてみると、芸人の方から女優、声優、ミュージシャン、スポーツ選手まで、いかに『パズドラ』が幅広くのジャンルの方から愛されているのかということが分かる。
 

■「対戦モード」を搭載したニンテンドー3DS用ソフト『パズドラクロス』を発表

 
 
お祝いのメッセージVTRが一通り終わったところで、まず最初に発表されたのは、ニンテンドー3DS用ソフト『パズドラクロス 神の章/龍の章』(以下、『パズドラクロス』)だ。予約開始が2016年3月16日、発売日が2016年7月28日に決定したことを明かした。本作は、ドラゴーザ島と呼ばれる新たな島を舞台に、壮大な冒険を繰り広げるRPGに仕上がっているという。
 

▲出現するモンスターが異なる『神の章』、『龍の章』の2パッケージで販売予定。
 

▲全てのフィールド、ダンジョンは3Dで表現されているとのこと。
 

▲中央にいる主人公の少年「エース」を始め、喋るたまドラ「たまぞう」など、個性豊かなキャラたちが登場するようだ。
 



▲バトルにはモンスターの力を宿した「ソウルアーマー」を装備した主人公も参加。


▲モンスターに一定のダメージを与えてキャプチャ―することでソウルをゲットすることができる新システム「キャプチャーモード」を搭載。
 
また、スマホ版とは違った形で「協力プレイ」を導入しているとの話も。森下氏は、「スマホ版よりも先に(『パズドラクロス』の協力プレイを)開発していた」という開発秘話を明かしてくれた。スマホ版の協力プレイは、こちらがきっかけになっという。
 

 
さらに、シリーズ初となる対戦モードを解禁する。こちらは絶賛開発中。山本氏からは「かなりアツく盛り上がれると思います」と自信をのぞかせるコメントも。
 



 
このほか、『パズドラクロス』では早くもクロスメディア展開を予定していることが明かされた。
 

■『月刊コロコロコミック』でマンガ連載がスタート

 
『月刊コロコロコミック』5月号(2016年4月15日発売)より、『パズドラクロス』のマンガ連載をスタート。ゲストとして小学館『月刊コロコロコミック』編集長のまこ殿様氏が登壇した。
 
また、本作の作者は、2013年~2015年に同誌にて連載されていた『パズドラZ』の作者としても知られる井上桃太先生が引き続き担当するとの発表もあった。マンガ連載の内容について、まこ殿様氏は「ユーモアやギャグがたっぷりで、泣かせて笑わせて、小学生男児をアツく燃え上がらせます! ゲームに先駆けて始まりますので、まずは『月刊コロコロコミック』でスタートダッシュを切らせていただければと思います」とコメント。
 

▲ゲストとして登壇した小学館『月刊コロコロコミック』編集長のまこ殿様氏。
 

▲たまぞうがオーディンの姿に変身していることについても触れられたが、こちらはまだ秘密とのこと。続報に期待したい。
 

■テレビアニメ化が決定! 7月4日よりテレビ東京系6局ネットにて放送開始

 
続いて発表されたのは、『パズドラクロス』のテレビアニメ化。既に、2016年7月4日(月)より、テレビ東京系6局ネットにて毎週月曜18時25分に放送することが決まっているとのこと。なお、アニメーション制作はstudioぴえろが担当する。
 

 
放送枠が明かされたところで川崎氏より、2016年4月4日(月)より、同枠にて情報番組『ゆうぎり ゲーム学園』を開始することが発表された。こちらの番組では、アニメ『パズドラクロス』が始まるまでの3か月間、同作のアフレコ現場など、アニメに関する様々な情報を届けて7月の放送開始に結び付けていくという。
 

▲テレビ東京 アニメ局長の川崎由紀夫氏。
 

▲ぴえろ代表取締役社長の本間道幸氏。
 

▲アニメ『パズドラクロス』のキービジュアルが初公開された。
 

■タカラトミーの玩具が2016年夏に登場

 
まだまだ続く『パズドラクロス』のクロスメディア展開。タカラトミー ボーイズ事業部 ボーイズ第2企画部 部長の高原文彦氏が登壇し、2つの玩具を開発中であることを発表した。なお、両商品とも、2016年夏ごろの販売を予定している。
 

▲タカラトミー ボーイズ事業部 ボーイズ第2企画部 部長の高原文彦氏。
 
まずひとつ目に発表されたのは『パズドラ』のドロップにモンスターが入り込んだようにデザインされた『アーマードロップ』。こちらの商品にはQRコードが入っており、Webでドロップをコレクションしたり、ゲームを遊ぶことができるほか、ニンテンドー3DSの『パズドラクロス』とも連携しているとの話も。
 

 
2つ目に紹介されたのは、アニメの変身シーンに登場する『D-ギア』だ。先ほど紹介された『アーマードロップ』を『D-ギア』にセットすることができ、『パズドラ』らしいコンボゲームが楽しめるようになっている。なお、こちらの商品にもQRコードが付いているとのこと。
 

▲はめ込む『アーマードロップ』の種類によってゲームの難易度が変わるという。
 

■『パズドラクロス』の早期購入特典・予約特典が明らかに

 
ここで少し『パズドラクロス』の話題へと戻り、早期購入特典や予約特典の内容を発表。
 
早期購入特典である『限定アーマードロップ』には、「神バージョン」に闇属性のイザナギ、「龍バージョン」に闇属性アポカリプスがデザインされていた。
 

▲早期購入特典「限定アーマードロップ 神バージョン」
 

▲早期購入特典「限定アーマードロップ 龍バージョン」
 

▲予約特典「超激レア 限定タッチペン 神バージョン」
 

▲予約特典「超激レア 限定タッチペン 龍バージョン」
 

■GPSを使った『パズドラ』連動アプリ『パズドラレーダー』を公開

 
 
これで発表は終わりかと思いきや、森下氏の言葉と共にさらなる新情報が公開された。
 
新たに発表されたのは、今春よりサービス開始予定の、GPS機能を使った『パズドラ』連動アプリ『パズドラレーダー』。本作では、「キミの毎日とコラボする」をテーマに、人々の生活習慣の中で自然と『パズドラ』に触れ合えるようになっているという。
 





 
本作には、様々な場所に散らばったダンジョンを集めるモード「トレジャー」を搭載。山本氏は「同じ場所でも日によって手に入るものが違うので、生活圏内の中だけでも十分に遊んでもらうことができる」と語った。なお、集めたダンジョンは、『パズドラ』に転送して遊べる模様。
 



 
そのほか、自分の現在地から周囲にあるドロップを集めていく「ドロップ集め」では、集めたドロップを「パズドラ壁紙」や「曜日ダンジョン」、「モンスター」に交換可能。交換できるモンスターの中には、スキルレベルを上げられる「ピィ」や「+99」が付いたモンスターなどがいるとのことなので、まさに生活の中でこまめに『パズドラレーダー』を立ち上げて触れ合うことになりそうだ。
 

 
さらに、すれ違ったユーザーが助っ人に登場する機能も。これで、冒頭に触れた「フレンドができない」というAMEMIYAさんの悩みも解決できるのではないだろうか。
 



 
『パズドラレーダー』の機能は今後も拡張予定とのことなので、今後の展開に期待が持たれる。
 

■ガンホーフェスティバル2016を開催

 
この後、5月29日(日)に幕張メッセにて「ガンホーフェスティバル2016」が行われることも発表。『パズドラ』や『パズドラクロス』はもちろん、『ディバインゲート』や『ラグナロクオンライン』など、同社の人気タイトルが出展するとのこと。
 
 
▲本イベント内で「第4回パズドラジャパンカップ」を開催するとの告知も行われた。
 



▲全国9か所のイオンモールにてガンホーフェスティバルツアーが行われる。
 
そのほか、1Day トーナメント「マルチプレイ大会」を特別開催することや、『パズドラレーダー』とのコラボ企画としてゼウスドラゴンに挑めるダンジョンをゲットできることが明かされた。
 

 
▲いくつか用意された降臨ダンジョンの中から、ゼウスドラゴンに挑めるダンジョンがあることが発表された。
 

■新テレビCMに出演する二宮和也氏が登場!

 
本発表会もいよいよ佳境。ここで、2月20日(土)より全国でオンエアが開始される、アイドルグループ「嵐」を起用した新CM『いくぜ!パズドラ!』篇の映像が公開された。こちらのCMでは、嵐の5人が、森林や海、迷宮など、5つの属性をイメージしたファンタジー世界で大冒険を繰り広げる。
 
ここで、CMに出演する二宮和也氏がゲストとして登場。ゲームが大好きだという二宮氏を交えて、森下氏、山本氏の3人で熱い『パズドラ』トークを繰り広げた。
 
新CMの撮影について二宮氏は「セットを作って、ワイヤーを使ったりしながら撮影していました」とコメント。これほど作り込んだCMは珍しいとも。
 
この日、「ゴルドラ大量発生!」のクエストが出現している時間と仕事が重なったという二宮氏は「今、(ゲームを)やり続けないといけないときなので、正直ここにいる場合じゃないんですよ」とゲーム好きらしい視点でコメントし、会場の笑いを誘った。
 
さらに、先ほど発表された『パズドラレーダー』の機能について「フレンドではない周り人と遊べることで、自分の使っているリーダーが流行に乗れているかいないか立ち位置が分かる」と、『パズドラ』をやり込んでいるからこその発言も飛び出した。
 
また、『パズドラ』を遊ぶにあたっての悩みを聞かれた二宮氏は、「気持ちよくコンボを繋ぐコツはありますか?」と、森下氏と山本氏に相談。自身はプレイが上手くないと前置きした山本氏は、「受け売りですが、最初は2コンボを目指して、2コンボの先に3コンボ、3コンボの先に4コンボがあると聞いたことがあります」と返答した。
 
トークセッションが盛り上がる中、明日(2月20日)で4周年を迎える『パズドラ』を記念して、会場にスマホを象った特製バースデーケーキが登場!
 

 

▲よく見ると光属性の黄色いドロップで作られた「4」の字の中央が空いていることが分かる。ここに、二宮氏がドロップをはめ込むことで4周年記念ケーキの完成とした。
 

 
ケーキも完成し落ち着いたところで、森下氏から二宮氏に「これから5年、10年、20~30年と、『パズドラ』というブランドを長く育てて“いこうぜ!”という自分たちの意気込みを語った一言を嵐のみなさんに言葉にしていただけてありがたかった」と改めてお礼の言葉が送られた。
 
最後に、二宮氏から全国の『パズドラ』ファンに向けて「ゆくゆくは“二宮スペシャル”としてコラボを実現して、皆さまに魔法石を配布していきたい」と、ここでも『パズドラ』好きを感じさせる粋なメッセージが送られた。
 



 
■『パズル&ドラゴンズ』
 

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ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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