フィールズ、16年3月期の業績予想を下方修正…増収増益予想が一転して減収減益に 遊技機販売で新基準機の受注が低迷 2機種の来期販売延期も

フィールズ<2767>は、2月22日、2016年3月期通期の連結業績予想の下方修正を発表、売上高は従来予想の1200億円から950億円(増減率20.8%減)、営業利益は同60億円から10億円(同83.3%減)、経常利益は同65億円から10億円(同84.6%減)、当期純利益は同35億円からゼロに修正された。従来の今期増収増益予想から一転して減収減益予想となった。
 

修正の理由は、主力事業である遊技機業界は、遊技機健全化の一環として、第3四半期中にパチンコ、パチスロともに新基準機の販売に移行し、第4四半期に新基準対応の遊技機を販売しているが、想定していた新基準機に対する市場の需要と実際の受注状況に差異が生じたため。

また、新基準機への移行などもあり保通協の型式試験に時間を要することから、当初販売を計画していた2機種について、販売を来期に変更することになったことも影響している。

なお、期末配当(予想)は、1株当たり25円から変更していない。

 
円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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