【決算カレンダー】11~1月決算発表シーズンが本格化…エイチームが2Q、gumiが3Q決算をともに11日に発表 gumiは業績低迷の底が見えるかが焦点に
最も発表企業数の多い3月、6月、9月、12月決算企業の10~12月決算の発表も終わり、先日はゲーム関連企業の決算まとめ記事(関連記事)も掲載させていただいたばかりだが、早くも次の11~1月決算発表が始まっている。ゲーム・ネット関連の企業は、シーズンの後半に発表を予定している企業が多く、主だった企業の発表は今週8日から本格化する。
このシーズンのゲーム関連企業の決算発表で注目されるのは、やはりエイチーム<3662>とgumi<3903>の2社ということになるだろう。エイチームは、第2四半期決算の発表となるが、第1四半期決算はQomQで売上高1.0%増、営業利益16.9%増と増収増益を達成した。続く第2四半期は、『三国大戦スマッシュ!』のプロモーション強化により、減益を見込んでいるが、、『三国大戦スマッシュ!』は実際にストアランキングでトップ30圏内に入るなど一定の成果を発揮しているようだ。一度業績予想の上方修正を実施しているだけに、第2四半期での計画対比での上ブレは想定しづらいが、第3四半期以降の展望については大いに関心が募るところだ。
このシーズンのゲーム関連企業の決算発表で注目されるのは、やはりエイチーム<3662>とgumi<3903>の2社ということになるだろう。エイチームは、第2四半期決算の発表となるが、第1四半期決算はQomQで売上高1.0%増、営業利益16.9%増と増収増益を達成した。続く第2四半期は、『三国大戦スマッシュ!』のプロモーション強化により、減益を見込んでいるが、、『三国大戦スマッシュ!』は実際にストアランキングでトップ30圏内に入るなど一定の成果を発揮しているようだ。一度業績予想の上方修正を実施しているだけに、第2四半期での計画対比での上ブレは想定しづらいが、第3四半期以降の展望については大いに関心が募るところだ。
一方、gumiは、業績のけん引役だった『ブレイブ フロンティア』の落ち込みとともに業績は下降トレンドとなっており、QonQで2ケタ減収、赤字幅拡大となった第2四半期に続き、今回発表される第3四半期決算もQonQで減収、赤字幅拡大となる見通し。焦点は業績の落ち込みの底打ちがどこになるかで、この第3四半期を底に第4四半期は回復傾向を示すことができるのかがまずは注目される。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
3月8日 | 3657 | ポールHD | 1月 | 本決算 |
3月9日 | 3770 | ザッパラス | 4月 | 3Q |
3月10日 | 3658 | イーブックイニシアティブ | 1月 | 本決算 |
3月11日 | 2159 | フルスピード | 4月 | 3Q |
3月11日 | 3662 | エイチーム | 7月 | 2Q |
3月11日 | 3843 | フリービット | 4月 | 3Q |
3月11日 | 3903 | gumi | 4月 | 3Q |
3月11日 | 3917 | アイリッジ | 7月 | 2Q |
3月11日 | 4334 | ユークス | 1月 | 本決算 |
3月14日 | 3195 | ジェネレーションパス | 10月 | 1Q |
3月16日 | 3665 | エニグモ | 1月 | 本決算 |
未定 | 4824 | メディアシーク | 7月 | 2Q |
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662