座談会では気になるデータも満載—『天空のクラフトフリート』の生放送番組「天クラだョ!ほぼ全員集合特番」レポート後編


KLab<3635>は3月4日から5日にかけて、ニコニコ生放送とYouTube LiveでKLabGames放送局増刊号「天クラだョ!ほぼ全員集合特番」を配信した。番組は、リリース2周年を迎えた空中艦隊アクションバトルゲーム『天空のクラフトフリート』で艦隊戦を楽しんだり、ニコニコ動画公式実況者を招いての企画、深夜座談会など盛りだくさんの内容となっていた。

今回「Social Game Info」では、約7時間におよぶ同番組に密着。本稿では生放送の後半で繰り広げられた座談会、さらにエンディングの模様を紹介する

■「天クラだョ!ほぼ全員集合特番」概要
番組名:天クラだョ!ほぼ全員集合特番
放送日時:2016年3月4日(金)22:00~

出演者(順不同):
プルコギT
天クラガールズ(阿久津美咲、矢野彩世、礼奈るみ、たまえ、鈴木さりい、逢沢きよ、村上麻莉奈、ウエスギみらい、黒崎はるか、堀籠沙耶、成賀くるみ、一之瀬雪乃、火将ロシエル)

・タイムテーブル
22:00~ オープニング
23:00~ 艦隊戦「クラガル天空対決!」
24:00~ 「てんくら旅航記」大喜利、「オールスター人気投票」中間発表、「痛快!プルコギTチャレンジ!」進捗報告
01:00~ 深夜座談会
 

ニコニコ生放送

YouTube Live

 

■様々な出演者が混じり合う深夜座談会

 
時計の針が午前2時に差し掛かると、番組の最後のコーナーとなる深夜座談会がスタート。このコーナーでは出演者が自由な空気で語り合い、和気藹々とした雰囲気の中進行した。まずは、本作のインスパイアソングを制作したちんたらさんがゲスト出演。番組内でも流れていたミュージックビデオの制作秘話が明かされた。
 

▲『天クラ』ユーザーでもあるちんたらさん
 

その話によると、ミュージックビデオは艦隊戦をイメージした内容になっており、賑やかなイメージを管楽器とボーカルで表現したという。ラストのサビでは終盤に激しさを増す艦隊戦とリンクさせるべく、2度に渡る転調で盛り上げるなど、工夫を凝らしているとのこと。スピード感を意識した曲調は制作当初から意識したポイントだという。


さらに歌詞には「刃千」「狐」「号令」「覚悟」「太陽さえも掠め」「染め」「加護」「決意」などなど、『天クラ』を彷彿とさせるキーワードがいくつも登場する。この歌詞は視聴者からの反応も上々。スタジオの柴田氏や瀬戸さんも、矢継ぎ早に繰り出される歌詞の数々を興奮気味に聞き入っている様子だった。また、ビデオには戦艦イラストも多数使用されており、会場ではその原画も公開。ディテールにもこだわったイラストに、絶賛の声が上がっていた。

ちなみに、ちんたらさん自身も『天クラ』ユーザーとのことで、ネジを10000個集めるほど熱中してプレイ中とか。今回のミュージックビデオ制作でも、プレイの経験が大いに反映されているそうだ。


続いては、艦隊戦デッキでの人気船員ランキングなど、普段知ることのできない情報が明かされたラモンド空域調査。まずレギュラー編では、5位にグレイグ、4位にジャクリー、そしてトップ3はチェーン、アンジェ、ソアラという結果に。アンジェはバフスキルの効果が上位進出に良い影響を及ぼしたようだ。そして1位のソアラはランキング下位から中位のユーザーが使いやすく、評価につながった。


▲レギュラー人気1位のソアラ。予想外というコメントも。

次にサポート編のランキングでは、5位から順番にステラ、ウラヌス、シャンリー、ソアラがランクイン。ソアラはレギュラー編に続いての登場となり、序盤から手に入ることが印象を強く左右することが伺えた。そして残る1位はメイクと言う結果に。復活スキルが2回使えることはやはり強力で、圧倒的な人気につながった。


▲サポート人気1位のメイク。こちらは納得のコメントが目立った。

またこのコーナーでは、総撃退数のトップ3も発表。リリースから2年間でもっとも多くの撃墜数を記録したのは、デビルさんというユーザーで、54694回にのぼるという。2位のTETSUさん、3位のステスロスさんも5万回超えという、圧巻の記録を残していた。


番組の序盤で行われた「クラガル天空対決!」の反省会も行われた。戦いのログを見ながら、勝敗のポイントを徹底分析しようというのだ。惜しくも敗北したBチームとしては、序盤の攻撃で息が合わず、攻めきれなかったことに敗因があると分析。本来攻めきるところでも相手を倒すことができず、徐々にパニックになっていったという。また、時間の配分も難しかったと率直な感想を漏らしていた。しかし時間配分の難しさはAチームも同じだったようで、ここは本作の魅力である駆け引きが全面に出た部分と言えそうだ。


そのほかにも、デバフスキルの使用方針や攻守の切り替えなど、駆け引きをテーマにしたトークが展開。A、Bそれぞれのチームの特色が表れており、スタジオ内でさまざまな心理戦が繰り広げられていたことも分かった。ログの後半になってくると、ログの6割程度がリカバーの報告となっており、回復が迅速に行われていることも見受けられた。さらに視聴者とコメントを通してコミュニケーションを図り、有効な攻略法を議論する場面もあった。
 
 

反省会が終わると、残るプログラムもあとわずかに。まずは柴田氏主導で公開ガチャが行われると、SSRのフェンケを見事に引き当てスタジオも大盛り上がり。さらに柴田氏の元へ寄せられたファンアートを披露することになると、かわいらしいイラストが続々と登場した。中にはTwitterアイコンや、切り絵まで紹介され、職人芸とも言える仕上がりに感嘆の声が聞こえていた。




▲ファンによるTwitterアイコンもあれば
 
▲切り絵という気合の入った作品も

 
「自分の好きな継承の仕方を見つけよう」というお題の検証データも公開され、膨大なデータがExcelで紹介。ほかにもボスの向きでキャラドロップが変わる可能性まで検証されていたが、こちらは特に変わらないという結果に落ち着いたようだ。また、一般紹介10連で出現する各レア度の確率など、ユーザーにとって有益な情報も含まれていた。


▲かなり緻密な仮説検証が行われているデータであった。

ここで座談会からトークに参加していたマスク氏が、ゲーム内のダメージ計算について熱い話を繰り広げ始める。はじめは軽いトークのつもりだったが、徐々に熱を帯びていき、ついには細かなデータ解析まで発表し始める。これでは番組が終わらないということでひとまず打ち切りになったが、番組本編終了後に特別コーナーが設けられ、朝まで視聴者との議論を白熱させている様子だった。



▲圧巻のマスクマンデータ。放送終了後もユーザーと熱く語り合っていた。

さて、番組本編ではTwitterのダイレクトメッセージに送られたお便りも紹介することに。熱心なユーザーからは「今後ゴードンの救済措置はありますか?」「ユーザー選抜船団VS運営船団がやりたい」「リアルイベントの詳細を教えてほしい」といった要望が届いていた。このうち、リアルイベントについては4月23日に実施することが柴田氏から明かされた。場所は東京都内を予定しているとのことだ。招待できる人数など、さらなる情報は公式サイトなどで随時公開していくという。


▲リアルイベント情報は今後公開予定

そして約7時間の番組もいよいよクライマックス。まずプルコギTさんは座談会の途中でチャレンジをクリアしており、ユーザーに向けてプレゼントを贈ることが決定。その後も黙々とプレイを続け、最終的に20000個のネジを収集していた。プルコギTさんはこの数字を誇らしげに見せていたが、話の流れからなぜかセンブリ茶を飲むことに…。しかし、最後の最後まで体を張って盛り上げたプルコギTさんには、大きな拍手が送られていた。


▲この後なぜかセンブリ茶を飲みます。

さらに柴田氏が「『天クラ』が2周年を迎えられたのも、ユーザーの皆様のおかげです!これからもよろしくお願いします!」と最後まで視聴したファンに感謝の言葉を残し、番組は無事終了した。
 

 
 
「天クラだョ!ほぼ全員集合特番」 バックナンバー
 

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■関連サイト

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KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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