【決算カレンダー】ゲーム関連企業の12~2月期決算が本格化 2Q黒字転換のケイブは収益改善の継続なるか ブロッコリーはKLabとの共同開発に注目
4月に入り、12~2月期決算の発表も徐々に進んできたが、ゲーム・ネット関連株の決算もそろそろ本格化するタイミングとなってきた。
下の表は、主なゲーム・ネット関連株の決算スケジュールをまとめたもので、ゲーム関連ではトーセ<4728>が4月7日、ブロッコリー<2706>とシリコンスタジオ<3907>が4月8日に決算を発表する。さらに来週に入ると、4月12日にサイバーステップ<3810>、4月13日にケイブ<3760>、4月14日にアクロディア<3823>がそれぞれ決算発表を予定している。
その中で注目度が最も高いのは、やはり前回に続きケイブだろう。ケイブは第2四半期期間(9~11月)において、6四半期ぶりの黒字転換を達成したが、この収益改善状況が第3四半期も継続しているのかどうかに注目が集まる。『ゴシックは魔法乙女』を軸にスマホネイティブアプリは着実に収益化を達成してきたが、ここの成長ペースが持続しているのかどうかをしっかりと見極めたい。
また、業績そのものよりもKLab<3656>との提携の進捗状況が気になるのがブロッコリーだ。両社は提携に基づき、ブロッコリーの保有するIPを活用した新規スマートフォン向けゲームアプリの共同開発を行っており、決算発表に合わせて、その進捗などで何か話題が浮上する可能性に留意しておく必要があるだろう。
下の表は、主なゲーム・ネット関連株の決算スケジュールをまとめたもので、ゲーム関連ではトーセ<4728>が4月7日、ブロッコリー<2706>とシリコンスタジオ<3907>が4月8日に決算を発表する。さらに来週に入ると、4月12日にサイバーステップ<3810>、4月13日にケイブ<3760>、4月14日にアクロディア<3823>がそれぞれ決算発表を予定している。
その中で注目度が最も高いのは、やはり前回に続きケイブだろう。ケイブは第2四半期期間(9~11月)において、6四半期ぶりの黒字転換を達成したが、この収益改善状況が第3四半期も継続しているのかどうかに注目が集まる。『ゴシックは魔法乙女』を軸にスマホネイティブアプリは着実に収益化を達成してきたが、ここの成長ペースが持続しているのかどうかをしっかりと見極めたい。
また、業績そのものよりもKLab<3656>との提携の進捗状況が気になるのがブロッコリーだ。両社は提携に基づき、ブロッコリーの保有するIPを活用した新規スマートフォン向けゲームアプリの共同開発を行っており、決算発表に合わせて、その進捗などで何か話題が浮上する可能性に留意しておく必要があるだろう。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
4月7日 | 3678 | メディアドゥ | 2月 | 本決算 |
4月7日 | 3711 | 創通 | 8月 | 2Q |
4月7日 | 4728 | トーセ | 8月 | 2Q |
4月7日 | 4763 | C&R社 | 2月 | 本決算 |
4月8日 | 2706 | ブロッコリー | 2月 | 本決算 |
4月8日 | 3697 | SHIFT | 8月 | 2Q |
4月8日 | 3791 | IGポート | 5月 | 3Q |
4月8日 | 3907 | シリコンスタジオ | 11月 | 1Q |
4月12日 | 3810 | サイバーステップ | 5月 | 3Q |
4月13日 | 2379 | ディップ | 2月 | 本決算 |
4月13日 | 3760 | ケイブ | 5月 | 3Q |
4月14日 | 3823 | アクロディア | 8月 | 2Q |
4月14日 | 6047 | Gunosy | 5月 | 3Q |
4月14日 | 6172 | メタップス | 8月 | 2Q |
未定 | 3815 | メディア工房 | 8月 | 2Q |
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706