4月4日の東京株式市場では、日経平均株価は5日続落し、前日比40.89円安の1万6123.27円で取引を終えた。為替が1ドル=111円台前半まで円高に振れたことで輸出関連株を中心に売り優勢の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が2月2日以来となる終値ベースでの1900円台回復となるなど強さを見せた。ケイブは4月13日に第3四半期決算の発表を予定しており、第2四半期までの好進捗(関連記事)を意識して、好業績を予想した先回り買いの動きが出ているようだ。
同様に4月7日に第2四半期決算の発表を予定しているトーセ<4728>も4日ぶりに反発した。
ほか、アクセルマーク<3624>やイグニス<3689>が高く、コロプラ<3668>やサイバーエージェント<4751>、グリー<3632>など主力株の一角もしっかり。
半面、Aiming<3911>は前週末にかけて大幅な上昇を演じていた反動から安く、クルーズ<2138>やモブキャスト<3664>、enish<3667>なども売られた。シリコンスタジオ<3907>は3月後半にかけて、VR関連人気に乗って大きく買われたこともあり、利益確定の売りが続いた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760