【※会社側訂正に基づき修正】C&R社、16年2月期は売上高8%増ながら営業益9%減に…『戦国修羅SOUL』のリリースに伴い費用先行などで利益率低下
クリーク・アンド・リバー社<4763>は、2016年2月期の連結決算を発表、売上高249億900万円(前々期比8.7%増)、営業利益11億7700万円(同9.1%減)、経常利益11億1600万円(同15.5%減)、当期純利益6億2600万円(同15.8%減)となった。
売上高は、グループ全体で着実に成長する一方で、建築、ファッション、シェフ、プロフェッサーなど、新規エージェンシー事業の立ち上げや、既存部門における需要増に伴って人員が増加。加えて、オリジナルスマートフォンゲーム『戦国修羅SOUL』のリリースに伴う広告宣伝・販売促進費を積極的に投下したことや、プロフェッショナルメディアにおける広告分野に特化した求人メディアの全面リニューアル等に伴う費用が先行したことなどで、利益率が低下した。
国内のクリエイティブ分野の中のゲーム分野を見てみると、コンシューマー、アミューズメント、ソーシャル分野のクリエイターの人材需要の増加に着実に対応するとともに、昨年拡張した制作スタジオにて、制作受託案件や自社開発への対応及びクリエイターの育成機能を強化した。2015年10月には、共同製作した3DCGアニメ映画「GAMBA ガンバと仲間たち」の公開に合わせ、映画のキャラクターと世界観を共有したスマートフォンゲーム『GAMBA RACER』の配信を開始したほか、初の大型自社開発タイトルであるオリジナルスマートフォンゲーム『戦国修羅SOUL』を2015年12月にリリースした。
なお、2017年2月期通期の連結業績予想は、売上高265億円(前期比6.4%増)、営業利益16億円(同35.9%増)、経常利益15億5000万円(同38.9%増)、当期純利益8億円(同27.7%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 設立
- 1990年3月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4763