メタップス<6172>は、4月14日、EC決済事業やリアル店舗決済事業、家賃決済事業などを手掛けるペイデザインの株式を取得し、完全子会社化することを発表した。取得価額は28億8000万円の予定。
メタップスは、オンライン決済プラットフォーム「SPIKE(スパイク)」により、EC事業者への包括的なサポートを目的とし、様々なサービスを提供している。「SPIKE(スパイク)」を含め、オンライン決済代行の市場は今後加速度的に拡大が見込まれる成長市場であり、今後、同市場において確固たる地位を確立するためには、継続的な事業規模の拡大と事業内容の差別化が重要な課題であると認識しているとしている。
今回、株式を取得したペイデザインは、EC決済事業に加え、リアル店舗決済事業、家賃決済事業、電子マネー事業など、幅広いサービスを提供しており、メタップスの既存サービスである「SPIKE(スパイク)」との親和性も高いものと考えているという。本件の完了に伴い、決済事業における年間取扱高は1,000億円を超える規模になる見通しで、今後も決済を基盤としたフィンテック事業のさらなる拡大に努めていく方針だ。
なお、今回の完全子会社化による2016年8月期の連結業績予想に与える影響については、現在精査中としており、今後修正が必要と判断した時点で速やかに公表っするとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社メタップス
- 設立
- 2007年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 山﨑 祐一郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6172