ネクソン、ネクソンコリアと『HIT』開発会社のNAT Gamesが戦略的パートナーシップを締結

ネクソン<3659>は、4月15日、連結子会社NEXON Korea Corporation（以下、ネクソンコリア）が、モバイルゲーム開発会社であるNAT Games（本社：韓国ソウル）と戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。

ネクソンNAT Gamesの良好な関係構築を目的とした今回の提携により、ネクソンコリアはNAT Gamesの株式を22.4％保有し、第2位の大株主となる。

NAT Gamesは、人気PC オンラインMMORPG『リネージュⅡ』や『TERA』を開発し、現在はCEO兼リードプロデューサーを務めるパク・ヨンヒョン氏率いるモバイルゲーム開発会社。2015年11月18日に韓国にて配信を開始した『HIT』は、翌11月19日にGoogle Play及びApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリ）にて首位をした。また、累計ダウンロード数は500万件を突破しており、2016年内にグローバルでの配信を予定している。

NAT Gamesとのパートナーシップ提携と併せて、ネクソンはNAT Gamesの筆頭株主であるBarunson E&Aに対して転換社債の発行を決定した。また、取引の一環として、ネクソンは、Barunson E&Aの子会社であるStudio 8とPCオンラインMMORPG『Astellia』のパブリッシング契約も締結した。

▼ネクソンコリア代表取締役社長 パク・ジウォン氏コメント
「非常に高いゲーム開発力で知られるNAT Gamesと契約を締結できることを嬉しく思っております。『HIT』は既に配信中の韓国において非常に良い成績を収めており、同作の更なる成功と今後のスムーズなグローバル配信に向け、引き続きNAT Gamesと協業できることを楽しみにしています」

▼NAT Games CEO兼リードプロデューサー パク・ヨンヒョン氏コメント。
「今回のパートナーシップ締結を嬉ばしく思っており、ネクソンはNAT Gamesのグローバル成長をサポートする理想的なパートナーであると信じています。引き続き、開発力の強化を目指すとともに、本提携をもとに、独創的かつ高品質なゲームの提供へさらに注力してまいります」