【DeNA決算説明会③】キュレーションプラットフォームは下期から黒字転換、来期は四半期営業益10億円を目指す 「今後2~3年の成長ドライバーにしたい」
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の守安功社長は、5月11日、東京都内で開催した決算説明会で、MERY、iemo、Find Travelなどキュレーションプラットフォームについて、2016年度下期に黒字転換する見通しであると明かした。2017年度中には四半期ベースで営業利益10億円以上とし、「今後2~3年の成長ドライバーにしたい」。
MERY、iemo、Find Travel、welq、JOOYなど媒体が成長し、広告を中心に売上の成長も加速しているそうだ。媒体のMAU(月次アクティブユーザー数)は延べ7000万人を超えており、売上高も5億円を突破した。いずれもジャンル特化型ということで、利用者の関心事がはっきりしており、CTR(クリック率)も高く、広告を出稿するクライアントからの反応もいいとのこと。今後、広告営業を担う人材を中心にリソースを強化するとともに、既存媒体で培った新メディアの立ち上げ、そして、シナジーを目的としたM&Aも検討しているという。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432