CRI・ミドルウェア<3698>は、ゲーム開発向けミドルウェアCRIWAREにおいて、従来の音声・動画技術に加え、新たに触覚技術(ハプティック)に対応したソリューションを2016年夏頃に提供する。触覚技術の開発・提供で世界をリードする米国イマージョンコーポレーションとの技術提携を行い、ゲーム開発者に、オーディオ、ビデオ、触覚技術を集約したソリューションを提供し、聴覚・視覚・触覚すべての効果を使った、新たな感動や驚きを伝えるゲーム演出の創造をサポートする、としている。
イマージョンが開発・提供するタッチセンス(TouchSense)ゲームソフトウェア開発キット (SDK)は、アプリケーションソフトにおいて、120種類以上の触覚効果を可能にする技術。Androidスマートフォンに対応しており、衝突や爆発、エンジンの振動などから、叩く、触れる、擦れる、上昇感・下降感といった感覚まで、触覚に訴える様々な効果を多種多様な振動パターンによって実現する技術だそうだ。この触覚技術は、VR技術と組み合わせることで、よりリアルなバーチャル体験を可能にする。
CRIWAREにタッチセンステクノロジーを組み入れることで、スマートフォンゲーム開発者は、ゲーム演出に必要なオーディオ、ビデオに加えて、タッチセンステクノロジーのバリエーション豊かな触覚効果を、CRIWAREのツールを使って容易にデザインし、ゲームに組み込めるようになるとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698