ユークス、1Qは売上高33%減、9600万円の営業赤字を計上 複数の新規案件の開発が進行中

ユークス<4334>は、6月3日、2017年1月期の第1四半期(2~4月)の連結決算を発表、売上高4億6400万円(前年同期比33.4%減)、営業損益9600万円の赤字(前年同期3500万円の赤字)、経常損益3億1900万円の赤字(同2800万円の赤字)、四半期純損益2億1000万円の赤字(同2500万円の赤字)となった。
 

デジタルコンテンツ事業におけるゲームソフト分野において、受託ソフトでは、同社の代表作となるアメリカの人気プロレス団体WWE(World Wrestling Entertainment)をモデルにしたシリーズ最新作「WWE 2K16」(Xbox One・PS4・Xbox 360・PS3)が2015年10月より海外にて発売され、同タイトル向けのダウンロードコンテンツとともに好調に推移した。

自社ソフトでは、ダウンロード販売となるロボットファイティング/ボクシングゲーム「REAL STEEL」(Xbox LIVE・PlayStation Network用:2011年10月配信開始)が、引き続き堅調だった。また、ウチダラボの企画第一弾である、映像やモーションキャプチャー技術を駆使したキャラクターコンテンツプロジェクト「AR PERFORMERS」のβライブが2016年4月16日に東京の秋葉原で開催され、好評を博した。

新規案件は、ゲームソフト分野、パチンコ・パチスロ分野ともに複数のプロジェクトの開発が順調に進んだ。

なお、2017年1月期通期の見通しについては、従来予想から変更なく、売上高43億8700万円(前期比18.5%減)、営業利益4億1600万円(同66.9%減)、経常利益4億3200万円(同66.8%減)、当期純利益2億8100万円(同65.6%減)の見込み。

 
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
企業データを見る