【レビュー】ハイクオリティなグラフィックスが魅力の『Warhammer 40,000：Freeblade』を紹介　タップ操作で楽しめるロボットアクションゲーム

唐突だが、筆者は子供のころからロボットアニメなどが好きだった。昨今のモバイルゲームでも有力IPとなっている某有名ロボットアニメシリーズはもちろん、自分でロボットをカスタマイズしてミッションをこなしていく某ロボットゲームにもはまった覚えがある。

今回は、そんな筆者のかなり個人的な趣味からツボにはまったタイトルである『Warhammer 40,000：Freeblade』を取り上げたい。

■携帯デバイスの限界に挑んだ美麗なグラフィックスは息を呑む迫力

本作は、イギリスのメーカーであるPixel Toysが提供しているロボットアクションゲームだ。イギリスのミニチュアゲーム「Warhammer 40,000（ウォーハンマー40,000）」の世界観を描いており、携帯デバイスのビジュアルの限界を追求した美麗なグラフィックスが特徴で、筆者は初回プレイ時にそのクオリティに息を呑むくらいの衝撃を受けた。
 
ストーリーは、敵の軍勢に家を滅ぼされた若き貴族である主人公が、フリーブレイド（ロボット）で170を超えるシングルプレイヤーミッションを進めていくというもの。ミッションを進めていくことで、名誉、贖罪、復讐の壮大な物語が展開されていくことになる。海外のゲームであるため、音声をオンにして進めると英語で台詞が流れるなど、ちょっとした映画の物語を楽しんでいるような感覚だ。
 
フリーブレイドは、手に入れた武器などを装備したり、カラーを変更したり、カスタマイズすることが可能だ。ちなみに筆者はカラーを赤ベースにしている。完全に某有名ロボットアニメの影響だろう…。
 
ゲームは、キャンペーンを選ぶとステージを選択する画面となり、そのステージをクリアしてストーリーを進めていくことになる。このステージがまさに前述の美麗なグラフィックスで描かれており、大迫力のバトルが繰り広げられていく。
 
惜しむらくは、アクションの選択肢の少なさか。基本的に操作は攻撃と防御を行う形となり、移動については決められたコースをたどるため、その自由度は低い。その一方で、攻撃と防御に特化していることで、タップ操作のみでプレイできるため、気軽にハイクオリティのロボットアクションゲームを楽しめるというメリットもある。
 
また、海外メーカー製ということで、英語と日本語のほか、イタリア語、スペイン語、トルコ語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語と多言語対応なのだが、インターフェース面にやや使いづらさが筆者には感じられた。
 

■高い可能性を感じさせてくれるが、端末にかなりのハイスペックが要求されることが課題

若干、荒削りな部分がある気もするが、それでも本作は基本無料（アイテム課金型）のスマホ向けゲームでの3D描画において、非常に高い可能性を感じさせてくれるタイトルだと思う。

また、端末にかなりのスペックが要求されることも事実で、これは今後さらにリリースされるであろうハイクオリティのスマホゲーム全体の課題となってくるのではないだろうか。
 

■​『Warhammer 40,000：Freeblade』
​
 

App Store

Google Play