【ゲーム株概況(6/15)】VR関連の人気再燃でシリコンスタジオが後場一時S高 アクセルマークやカヤックも大幅高 マイネットやアカツキが軟調

6月15日の東京株式市場では、日経平均株価が5日ぶりに反発し、前日比60.58円高の1万5919.58円で取引を終えた。朝方は売りが先行する展開となったものの、今週予定されている日銀の金融政策決定会合や、米FOMC(連邦公開市場委員会)で何かアクションがあるのではとの思惑から一巡後は買い戻しの動きとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、シリコンスタジオ<3907>が後場に一時ストップ高まで買われるなど急騰した。シリコンスタジオは、「3D&バーチャルリアリティ展」と「第2回先端コンテンツ技術展」に出展し、最新のVRデモとHLG方式のHDRデモを展示すると発表(関連記事)しており、VR関連としての人気が再燃する形となっている。また、同様にVR関連の取り組みを進めている企業では、アクセルマーク<3624>やカヤック<3904>も大幅高した。そのほか、ミクシィ<2121>やAiming<3911>、イグニス<3689>なども高い。

半面、マイネット<3928>やアカツキ<3932>など直近IPO銘柄が売られ、コロプラ<3662>やエイチーム<3662>、KLab<3656>などもさえない。


■関連銘柄
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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