ドリコム、16年3月期はバンナム経由の売上高が12.9%増の29億円に 『フルボッコ』や『ブレブレ』などオリジナルタイトルも健闘

ドリコム<3793>が6月28日に開示した2016年3月期の「有価証券報告書」によると、バンダイナムコエンターテインメント経由の売上高が前の期に比べて12.9%増の29億1700万円に伸びたことが明らかになった。同社は、『ONE PIECEトレジャークルーズ』と『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』の開発を手がけており、両タイトルの売上がメインであるとみられる。

さらに、Google Play経由の売上も116.4%増の8億6200万円と大きく伸びている。オリジナルのネイティブアプリの売上高とみられるが、主力タイトル『フルボッコヒーローズX』と、子会社グリモアの提供する『ブレイブソード×ブレイズソウル』が健闘した模様だ。

他方、ブラウザゲームの売上は落としている模様だ。「GREE」経由の売上高が50.2%減の5億9300万円、そして、「mixi」が45.8%減の49500万円となった。「ちょこっとファーム」と「陰陽師」が売上をキープしたとのことで、それ以外のタイトルが苦戦しているようである。

 
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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