ボルテージ、2016年6月期の経常益予想を40%下方修正、8億円→4.8億円に 英語版恋愛アプリと男性向けサスペンスアプリが予想からかい離

ボルテージ<3639>は、7月28日、2016年6月期の連結業績予想を下方修正し、売上高112億円(前回予想115億円)、営業利益5億3000万円(同8億円)、経常利益4億8000万円(同8億円)、最終利益2億4000万円(同4億円)とした。従来予想からの修正率は、売上高が2.6%減、営業利益が33.8%減、経常利益が40.0%減、最終利益が40.0%減となる。

 


同社では、新規事業である英語版恋愛ドラマアプリと、男性向けサスペンスアプリについて、事業の立ち上げ期で業績予想が困難なため、売上・利益ともに予想とのかい離が生じた、としている。売上が伸長し赤字幅が縮小したシリーズがある一方、売上が横ばいで赤字幅が拡大したシリーズもあり、新規事業全体としては、期初の予想では伸長を見込んでいたが、前期下期以降、半期ごとの売上・利益はともに横ばいだったという。主力の日本語の恋愛ドラマアプリについては、期初の予想通りに推移したとのこと。


【追記】
なお、第4四半期(4-6月期)の業績を見ると、売上高26億2900万円(前四半期比9.9%減)、営業利益8700万円(同62.2%減)、経常利益5200万円(同77.0%減)、最終利益2200万円(同81.4%減)だった。

 
【ボルテージの四半期売上高・営業利益の推移(単位:億円)】
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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