GMOインターネット、第2四半期は増収・営業増益…モバイルゲームは減収・赤字幅拡大、『チェインヒーローズ』が苦戦
GMOインターネット<9449>は、第2四半期累計(1~6月期)の連結を発表し、売上高667億円(前年同期比4.9%増)、営業利益86億円(同2.3%増)、経常利益83億円(同0.3%減)、最終利益36億円(同49.2%減)だった。
株式売却のなかった投資事業やインターネット広告、モバイルゲームの苦戦が目立ったものの、主力のインターネットインフラ事業やインターネット証券事業が順調に拡大し、売上高と営業利益は増益となった。経常利益については、前年同期は為替差益が計上されたが、今期は為替差益がなくなり、為替差損が発生したことが響いた模様だ。最終利益が大きく減ったが、前年同期にあったGMOクリックホールディングス株式の売却益が今期は計上されなかったため。
モバイルゲームを展開するモバイルエンターテイメント事業をみると、売上高12億6200万円(前年同期比46.0%減)、営業損益2億9200万円の赤字(前年同期1億5400万円の赤字)と減収・赤字幅拡大となった。『幻想のミネルバナイツ』をはじめとした既存タイトルの売上の微減傾向が続く中、前年度にリリースした内製タイトル『チェインヒーローズ』が想定どおりの売上をあげるには至らなかったとのこと。
2016年12月期は、売上高1350億円(前期比6.9%増)、営業利益165億円(同11.5%増)、経常利益165億円(同11.1%増)、最終利益70億円(同47.8%減)を見込む。
株式売却のなかった投資事業やインターネット広告、モバイルゲームの苦戦が目立ったものの、主力のインターネットインフラ事業やインターネット証券事業が順調に拡大し、売上高と営業利益は増益となった。経常利益については、前年同期は為替差益が計上されたが、今期は為替差益がなくなり、為替差損が発生したことが響いた模様だ。最終利益が大きく減ったが、前年同期にあったGMOクリックホールディングス株式の売却益が今期は計上されなかったため。
モバイルゲームを展開するモバイルエンターテイメント事業をみると、売上高12億6200万円(前年同期比46.0%減)、営業損益2億9200万円の赤字(前年同期1億5400万円の赤字)と減収・赤字幅拡大となった。『幻想のミネルバナイツ』をはじめとした既存タイトルの売上の微減傾向が続く中、前年度にリリースした内製タイトル『チェインヒーローズ』が想定どおりの売上をあげるには至らなかったとのこと。
■2016年12月期の見通し
2016年12月期は、売上高1350億円(前期比6.9%増)、営業利益165億円(同11.5%増)、経常利益165億円(同11.1%増)、最終利益70億円(同47.8%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- GMOインターネットグループ株式会社
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9449