【ゲーム株概況(8/3)】1Q黒字転換達成のセガサミーHDが異彩高　新作『白猫テニス』がApp Store売上ランキングでトップ10入りのコロプラも高い

8月3日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅続落し、前日比308.34円安の1万6083.11円で取引を終えた。前日の欧米株安に加え、為替が一時1ドル＝100円台まで円高方向に振れたことで、輸出関連株を中心に売りが広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、セガサミーHD<6460>が大幅反発し、1200円台を回復するなど異彩を放った。セガサミーHDは、前日8月2日に発表した2016年3月期の第1四半期（4-6月）決算において、売上高が前年同期比33.4％増と大幅増収を達成し、各利益項目での黒字転換を達成したことが材料視された。

【関連記事】
セガサミーHD、第1四半期は営業利益30億円、前年94億円の赤字から黒字転換に成功 遊技機とエンタテインメント事業が大幅改善
また、新作『白猫テニス』がApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）で7位とトップ10入りを果たした（関連記事）コロプラ<3668>が高く、そのコロプラに連れ高する形でエイティング<3785>も買われた。

半面、前日に買われたエクストリーム<6033>やイグニス<3689>が安く、アカツキ<3932>やシリコンスタジオ<3907>の下げもきつい。