ヘッドウォータースは、9月9日、ベクトルやオークファンなど計5社を引受先として第三者割当増資を実施し、総額1億9000万円の資金調達を行ったことを明らかにした。
同社は、人型ロボット「Pepper」を中心に独自開発のロボットアプリの提供を行っており、200件以上の開発実績とノウハウを有しており、2015年には、人工知能や機械学習機能と連携するクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」の販売を開始し、コミュニケーション型ロボットとクラウドサービスを繋ぐことで、より賢く実用的なロボットアプリ開発とロボットの多店舗展開を実現してきたという。
なお、調達した資金の使途については、企業や店舗によるコミュニケーションロボットの導入が進んでいる一方で、ロボットの“ビジネス活用”にうまく取り組めている事例は少ないのが現状とし、より実用的な“業務”を遂行するロボットの普及を目的として、人工知能を活用したクラウドロボティクスの開発・拡充、システム開発を支えるエンジニアの採用を強化していく、と説明している。