【ゲーム株概況(9/15)】任天堂が商いを集めつつ大幅高 ブシロードとの資本業務提携を材料にグリーも買われる VRコンテンツ制作でIGポートがS高
9月15日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比209.23円安の1万6405.01円で取引を終えた。前日の米国市場安に加え、為替が一時1ドル=101円台と円高方向に振れたことで、朝方から売り優勢の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が商いを集めつつ、大幅高するなど強さを見せた。直接的な好材料が浮上したわけではないものの、ゲームショウ開幕前はVR関連など材料性の強い銘柄に向かっていた資金が、イベント開始に合わせて利益確定売りが進んだことで、還流してきている側面などもあるようだ。
また、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、グリー<3632>が堅調に推移した。グリーは、ブシロードとIPコンテンツを活用したゲームの共同開発などを目的とした資本業務提携を実施(関連記事)したことが好材料として受け止められているもよう。ほか、DeNA<2432>やカヤック<3904>、Aiming<3911>などがしっかり。
半面、ドリコム<3793>の下げがきつく、アクセルマーク<3624>やgumi<3903>、コーエーテクモHD<3635>なども売られた。周辺株では、グループ会社のプロダクション・アイジーがTVアニメ「ブレイブウィッチーズ」のVRコンテンツ『ブレイブウィッチーズVR(仮)』を制作することが決定したIGポート<3791>がストップ高した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が商いを集めつつ、大幅高するなど強さを見せた。直接的な好材料が浮上したわけではないものの、ゲームショウ開幕前はVR関連など材料性の強い銘柄に向かっていた資金が、イベント開始に合わせて利益確定売りが進んだことで、還流してきている側面などもあるようだ。
また、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、グリー<3632>が堅調に推移した。グリーは、ブシロードとIPコンテンツを活用したゲームの共同開発などを目的とした資本業務提携を実施(関連記事)したことが好材料として受け止められているもよう。ほか、DeNA<2432>やカヤック<3904>、Aiming<3911>などがしっかり。
半面、ドリコム<3793>の下げがきつく、アクセルマーク<3624>やgumi<3903>、コーエーテクモHD<3635>なども売られた。周辺株では、グループ会社のプロダクション・アイジーがTVアニメ「ブレイブウィッチーズ」のVRコンテンツ『ブレイブウィッチーズVR(仮)』を制作することが決定したIGポート<3791>がストップ高した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974