セガゲームスは、9月18日、「東京ゲームショウ2016」で、「『チェインクロニクル~絆の新大陸~』最新情報発表ステージを行った。ステージには、「チェインクロニクル」の総合ディレクターの松永純氏と、運営ディレクターの小林央氏が登壇した。
◯「チェンクロ3」の最新情報を公開
「チェインクロニクルは今冬に大型バージョンアップを行う。大型バージョンアップでは、現在制作を行っている第3部を公開する。チェンクロ第3部となる「チェンクロ3」は、メインストーリーが5つあり、新たに5人の主人公が物語を展開していく。それぞれのストーリーは別々に進行しているが、時には交錯してストーリーが展開していくという。
5つの物語については、王都編では物語の今までのチェンクロを継いだような正統派のストーリーになるが、賢者の塔編は、主人公全員が女の子となり、魔法学園を舞台にシリアスあり笑いあり成長ありという、少し趣向の変わった物語となるようだ。
続いて、炎の九領のストーリーも紹介された。九領はアウトローの主人公を中心にした物語で、映画的な雰囲気で楽しめるという。追加であらすじも公開した。
その他のストーリーとして、歌と踊りを中心としたストーリーとなる砂漠の湖都、主人公が人ではなく特殊なストーリーが展開される精霊島が紹介された。
また新しいストーリーの一覧画面も公開となったが、これをみると5つのストーリーが交錯することがわかる。システムとして「チェンクロ3」では第1部も第3部も両方遊べて、成長したランクや各種アルカナ、AP等は全て共有されるとのことだ。
ここでチェンクロのファンにとっては注目なのは義勇軍の成長した姿だろう。本日のステージでは、“マリナ”、“ミシディア”の成長した姿を初公開した。
◯まどマギとのコラボも!新たなクロスメディア展開やコラボ情報も解禁
ステージではここから新たなクロスメディア展開やコラボ情報が次々と発表となった。まず、先日発表されたTVアニメ「チェインクロニクル へクセイタスの閃」に続くクロスメディア展開として、10月14日に星海社から「チェインクロニクル・カラーレス1虹の少女、赤の王女」のノベライズの発売を発表した。同時にギリギリに上がってきたというノベライズの表紙イラストも公開した。
二つのコラボ情報の一つとして、太鼓の達人との第2弾コラボが決定。今回はついに、どんちゃんがアルカナとなって登場するという。またゲームセンター版「太鼓の達人 レッドVer.とアプリの「太鼓の達人プラス★新曲取り放題!」では、「チェンクロ」の新メロディーの収録が決定した。
もう一つのコラボ情報として「劇場版 魔法少女まどか★マギカ」とのコラボが発表となった。第一報は映像公開による発表となったが、まどマギの映像が流れた瞬間にはステージの観客から「おー」という歓声も上がった。まだ詳細は公表できないとのことだったが、「魔法少女たちと義勇軍との関わりがどのようになるのか?」「ストーリーがどう展開するのか?」と期待して欲しいと締めくくった。続報が待ち遠しい限りだ。
(森山晃義)
■『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』
©SEGA ©RED
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)