メタップス、韓国で急成長中のFinTech企業Smartconを9.4億円で買収…アジアでのFinTech事業の展開を強化

メタップス<6172>は、10月25日、韓国子会社Metaps Plusがオンラインプリペイドカードや電子マネーを展開している韓国Smartconの株式を102億ウォン(約9.4億円)で取得すると発表した。

Smartconは、オンライン上で利用できるプリペイドカード及びプリペイド型電子マネーの発行・管理事業を展開している企業。韓国ではキャッシュレス化によりスマートフォン端末で利用できるプリペイドカードや電子マネーを使った決済手段が急速に普及してきており、Smartcon 社はこの領域におけるリーディングカンパニーとして急成長を続けているという。業績推移を見ると、2015年12月期は売上高が2.2倍の45億円、営業利益は4.0倍の9400万円と大きく伸びていることがわかる。

 


メタップスのスマートフォンマーケティングやオンライン決済の知見と、Smartconの持つプリペイドカードや電子マネーの発行・管理の知見を融合させることで、新たな決済ソリューションの開発や顧客の経済圏の形成をワンストップで支援できる体制の構築を目指す、としている。メタップスでは、2020 年に向けた中期経営方針において決済を軸とした FinTech 事業を重点投資領域として掲げており、Smartconのグループ化を足がかりにアジアでも FinTech領域への事業展開を図っていく予定。
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
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