DeNA守安社長「横浜DeNAベイスターズの今期黒字化は確実」 観客動員数が平均2.5万人→2.7万人に増加、ハマスタ連結が寄与

横浜DeNAベイスターズの主催試合の観客動員数は、昨年の平均2.5万人から2.7万人増加したことに加え、球場内などでのグッズ販売が寄与した。さらに、主催試合の入場者数が増加し、好調に推移した。さらに、2016年1月に連結子会社となった横浜スタジアムが収益を大きく押し上げた。「非常にざっくりいうと、前年同期比での増加の半分くらいは横浜スタジアムの効果」」(執行役員経営企画本部長 小林 賢治氏)。同社では、今後は入場者数が球場のキャパシティが上の方まで来たので、顧客単価を上げるか、動員と違うところでの球場広告などで総合的に収入を上げていく考えだ。


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(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432