【ゲーム株概況(12/16)】中国への越境EC事業参入のクルーズが急反発 16年11月期の一転赤字転落でシリコンスタジオが大幅続落 アカツキはS高

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、クルーズ<2138>が3日ぶりに急反発した。クルーズは、12月15日に新浪日本総合ネットワークグループとの共同出資により戦略的提携子会社ワールドリンクを設立し、中国への越境EC事業に参入することを発表したことが材料視された。
また、アカツキ<3932>がストップ高したほか、マイネット<3928>やアエリア<3758>などが買われた。アカツキは、直近のアナリストの高評価が引き続き買い材料として意識されているようだ。
半面、シリコンスタジオ<3907>は大幅続落し、一気に4000円大台を割り込んだ。シリコンスタジオは、12月15日に2016年11月期の連結業績予想の下方修正を発表しており、各利益項目が一転赤字に転落したことが嫌気された。
なお、『SUPER MARIO RUN(スーパーマリオ ラン)』がリリースされた任天堂<7974>とDeNA<2432>はともに目先材料出尽くし感から売りが先行した。
■関連銘柄

会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高141億9100万円、営業損益10億2500万円の赤字、経常損益8億3700万円の赤字、最終損益5億3000万円の赤字(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高236億5200万円、営業利益39億1500万円、経常利益42億3300万円、最終利益16億4600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高44億1400万円、営業利益1億4300万円、経常利益1億2300万円、最終利益8700万円(2024年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907