ビデオリサーチとニールセンが業務提携…子会社に相互出資、デジタルコンテンツや広告視聴に関する測定指標の整備と標準化に取り組む

ビデオリサーチと、ニールセンは、1月10日、日本におけるデジタル領域(PC、モバイルなど)のコンテンツや広告の視聴に関する測定指標の整備と標準化などのために、両社の子会社への相互出資を伴う業務提携契約を締結した。

まず、ビデオリサーチがNielsenの子会社であるニールセン デジタルに出資し、ニールセンはビデオリサーチの子会社であるビデオリサーチインタラクティブに出資することで、両社の関係強化を図る。両社はインターネットにおける動画を含むコンテンツおよび広告の視聴測定データの整備と、これを実現するための技術面の連携を行なう。またそれぞれが双方の製品を販売代理を行なうという。

近年の日本におけるスマートフォンの急速な普及に伴い、生活者のコンテンツ・広告の視聴形態は多様化しつつある。この状況下において、両社は、日本市場におけるデジタル領域での協業により、PCやモバイル端末でのコンテンツ・広告(動画を含む)の視聴に関する測定指標の整備と標準化に向けた取り組みの強化とともに、広告効果測定事業を強化する、としている。