【ゲーム株概況(1/13)】新作2タイトル発表のサイバーステップがS高 ニンテンドースイッチのプレゼン受けシリコンスタジオが急騰 任天堂は急落

1月13日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比152.58円高の1万9287.28円で取引を終えた。一時1ドル=113円台まで進んでいた為替の円高の流れが、1ドル=115円台まで振れるなど一服したことで朝方から買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>が後場に入って急騰し、ストップ高に張り付いた。サイバーステップは、本日、新作アプリ『ゲットアンプド モバイル』と『Q&Q アンサーズ』を発表し、その公式サイトをオープンしたことが材料視されたもようだ。

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また、同じく後場に入って急騰したのが、シリコンスタジオ<3907>だ。シリコンスタジオは、任天堂<7974>が本日開催した「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ) プレゼンテーション 2017」において発表されたタイトルの中に『ブレイブリーデフォルト』開発チームによる完全新作『Project OCTOPATH TRAVELER』が含まれていたことから、これまでの『ブレイブリーデフォルト』の開発を担っている同社に物色の矛先が向かったものと思われる。

ほか、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>など主力株の一角や、ドリコム<3793>、gumi<3903>なども高い。

半面、前述の「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」を実施した任天堂は、発表の終了とともに材料出尽くし感から急落し、マイネット<3928>もさえない。


■関連銘柄
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
企業データを見る