ベクター<2656>は、1月25日、第3四半期累計(2016年4~12月)の決算を発表し、営業収益11億3700万円(前年同期比で変わらず)、営業損益5600万円の赤字(前年同期9900万円の赤字)、経常損益4600万円の赤字(同9800万円の赤字)、最終損益1億3600万円の赤字(同9900万円の赤字)だった。
同社では、主力のオンラインゲームの営業収益は、複数の新規タイトルが振るわなかったものの、既存タイトルが堅調に推移し、前年同期を僅かに上回ったという。ただ、ソフトウェア販売は、個人向けパソコン需要の縮小均衡により販売は停滞し、法人向けパソコン市場の拡販が進まず、前年同期を下回ったとのこと。
営業赤字幅が縮小したが、新規オンラインゲームのプロモーション費用増大を見込んでいたたが、効率化により費用抑制を実現し、計画値より低水準に推移したことによる。最終損益の赤字幅が大きくなったが、特別損失として不採算ゲームに関連する無形固定資産の減損損失を計上したことが響いた。
続く2017年3月通期は、売上収益14億6000万円(前期比6.1%減)、営業損益8800万円の赤字、経常損益7800万円の赤字、最終損益1億6800万円の赤字を見込む。
同社では、主力のオンラインゲームの営業収益は、複数の新規タイトルが振るわなかったものの、既存タイトルが堅調に推移し、前年同期を僅かに上回ったという。ただ、ソフトウェア販売は、個人向けパソコン需要の縮小均衡により販売は停滞し、法人向けパソコン市場の拡販が進まず、前年同期を下回ったとのこと。
営業赤字幅が縮小したが、新規オンラインゲームのプロモーション費用増大を見込んでいたたが、効率化により費用抑制を実現し、計画値より低水準に推移したことによる。最終損益の赤字幅が大きくなったが、特別損失として不採算ゲームに関連する無形固定資産の減損損失を計上したことが響いた。
■2017年3月通期の見通し
続く2017年3月通期は、売上収益14億6000万円(前期比6.1%減)、営業損益8800万円の赤字、経常損益7800万円の赤字、最終損益1億6800万円の赤字を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656