サイバーエージェント、1Qは売上高16%増ながら営業益51%減と大幅減益に 「AbemaTV」などの動画事業の先行投資で QonQでは50%営業増益(グラフ追加・追記)
サイバーエージェント<4751>は、1月26日、2017年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表、売上高865億円(前年同期比16.9%増)、営業利益63億円(同51.1%減)、経常利益59億円(同53.7%減)、四半期純利益13億円(同77.6%減)と増収ながら大幅な減益となった。
中長期の柱に育てるため、「AbemaTV」などの動画事業への先行投資を強化したことで費用が膨らんだ。セグメント別の状況は以下のとおり。
①メディア事業
「AbemaTV」などの動画事業への先行投資により、売上高は59億円(前年同期比1.9%増)、営業損益45億円の赤字(前年同期6億円の黒字)となった。
②ゲーム事業
好調な主力タイトルに加え、新規タイトルのリリース、広告宣伝費の積極投下により、売上高は346億円(同16.5%増)、営業利益は64億円(同26.9%減)となった。
③インターネット広告事業
スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告の順調な販売などにより、売上高は487億円(同19.8%増)、営業利益は47億円(同31.9%増)となった。
④投資育成事業
コーポレートベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・ベンチャーズにおけるファンド運営などが属しており、売上高は8900万円(同75.6%減)、営業損益は9700万円の赤字(前年同期9000万円の黒字)となった。
⑤その他事業
シーエー・モバイル、ウエディングパークなどが属し、売上高は28億円(同33.5%増)、営業利益は4億円(同164.3%増)となった。
■QonQでは営業・経常増益での着地に
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比1.1%増と微増ながら営業利益は同50.5%増、経常利益は同67.5%増と大幅な増益となった。なお、四半期純利益は同78.9%減となっている。
■2017年9月期通期予想は変更なし
なお、2017年9月期通期の予想は、従来予想から変更なく、売上高3600億円(前期比15.9%増)、営業利益280億円(同23.9%減)、経常利益267億円(同24.5%減)、当期純利益100億円(同26.5%減)と増収減益の見込み。
中長期の柱に育てるため、「AbemaTV」などの動画事業への先行投資を強化したことで費用が膨らんだ。セグメント別の状況は以下のとおり。
①メディア事業
「AbemaTV」などの動画事業への先行投資により、売上高は59億円(前年同期比1.9%増)、営業損益45億円の赤字(前年同期6億円の黒字)となった。
②ゲーム事業
好調な主力タイトルに加え、新規タイトルのリリース、広告宣伝費の積極投下により、売上高は346億円(同16.5%増)、営業利益は64億円(同26.9%減)となった。
③インターネット広告事業
スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告の順調な販売などにより、売上高は487億円(同19.8%増)、営業利益は47億円(同31.9%増)となった。
④投資育成事業
コーポレートベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・ベンチャーズにおけるファンド運営などが属しており、売上高は8900万円(同75.6%減)、営業損益は9700万円の赤字(前年同期9000万円の黒字)となった。
⑤その他事業
シーエー・モバイル、ウエディングパークなどが属し、売上高は28億円(同33.5%増)、営業利益は4億円(同164.3%増)となった。
■QonQでは営業・経常増益での着地に
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比1.1%増と微増ながら営業利益は同50.5%増、経常利益は同67.5%増と大幅な増益となった。なお、四半期純利益は同78.9%減となっている。
■2017年9月期通期予想は変更なし
なお、2017年9月期通期の予想は、従来予想から変更なく、売上高3600億円(前期比15.9%増)、営業利益280億円(同23.9%減)、経常利益267億円(同24.5%減)、当期純利益100億円(同26.5%減)と増収減益の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751