東映アニメ、『ドラゴンボール』アプリゲームがけん引し海外版権売上が急成長中 国内も好調持続、今春リリース予定の『プリキュア』にも期待
東映アニメーション<4816>は、この日(1月27日)、第3四半期の決算説明資料を公開し、『ドラゴンボール』のアプリゲーム化権を中心に海外版権事業の売上が拡大し、過去最高を更新したことを明らかにした。『ワンピース』も寄与し、海外版権事業の売上高は、前年同期比29.4%増の50億8400万円だったとのこと。地域別には、アジア圏を中心に拡大しているとのことだ。
また、国内については、『ドラゴンボール』『ワンピース』のアプリゲームが引き続き好調に推移しているという。特に『ドラゴンボール』に係る版権売上高が顕著に伸びていることが確認できるだろう。国内外での版権事業の売上拡大をけん引しているのは、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の提供する『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』とみられる。国内版権事業の売上高は、同11.4%増の76億9300万円だった。新たに『プリキュア つながるぱずるん』がバンダイナムコエンターテインメントより今春、リリースされる予定だが、こちらの寄与も期待される。
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会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816