コナミHD、17年3月期の連結業績予想を上方修正…営業益は250億円→360億円に上ブレ 『遊戯王』『パワサカ』も好発進のモバイルゲームが好調
コナミホールディングス<9766>は、1月31日、2017年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想2100億円から2250億円(増減率7.1%増)、営業利益は同250億円から360億円(同44.0%増)、税引前利益は同240億円から360億円(同45.8%増)、最終利益は同150億円から240億円(同60.0%増)にそれぞれ修正された。
デジタルエンタテインメント事業において、第3四半期に配信を開始したモバイルゲーム『遊戯王 デュエルリンクス』と『実況パワフルサッカー』が好調に推移したほか、『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツA(エース)』をはじめとするモバイルゲームが引き続き堅調に推移したことに加え、健康サービス事業で、施設運営の品質改善とともに効率化を進めたことも寄与したという。
また、同日発表した2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算(IFRS)は、売上高1639億円(前年同期比8.5%減)、営業利益295億円(同69.8%増)、税引前利益288億円(同68.4%増)、最終利益206億円(同3.2倍)となった。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①デジタルエンタテインメント事業…売上高737億円(前年同期比9.0%減)、セグメント利益244億円(同14.6%増)
モバイルゲームでは『遊戯王 デュエルリンクス』と『実況パワフルサッカー』を配信開始し、両タイトルともに同社最速のスピードでダウンロード数を記録したほか、『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツA』をはじめとした各タイトルも引き続き好調に推移した。カードゲームでは「遊戯王トレーディングカードゲーム」を引き続きグローバルに展開し、家庭用ゲームではニンテンドー3DS用ソフト『実況パワフルプロ野球 ヒーローズ』を発売した。
②健康サービス事業…売上高519億円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益41億円(同44.4%増)
直営施設の退店などにより売上高は減少した一方で、施設運営の品質改善とともに効率化を進め、費用は減少して利益率が改善した。コナミスポーツクラブ所属選手の活躍により、子供向けスクールの入会が増加した。
③ゲーミング&システム事業…売上高217億円(前年同期比10.8%減)、セグメント利益29億円(同18.8%減)
ビデオスロットマシンの新筐体「Concerto」シリーズや、豊富なラインアップを擁する「Podium」シリーズの販売が堅調に推移したほか、中南米や欧州市場においても多種多様な商品の提供と拡販に注力した。カジノマネジメントシステム「SYNKROS」は北米各州のカジノ施設への導入のほか、海外を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設への導入も順調に進んだ。円高による前年同期比の為替影響は、売上高で29億円減、営業利益で4億円減となっている。
④アミューズメント事業…売上高171億円(同17.3%減)、セグメント利益39億円(同11.2%増)
アーケードゲームでは「麻雀格闘倶楽部ZERO」や音楽ゲームを中心とした「e-AMUSEMENT Participation」タイトルが安定稼働を続けたほか、シングルメダルゲーム機「FEATURE PREMIUM」シリーズの最新作「TwinkleDrop JUKE!」「FROZEN TOWER」が本格稼働を開始した。遊技機では家庭用ゲームタイトル「メタルギア」シリーズをパチスロ化した「メタルギア ソリッド スネークイーター」のほか、前作で人気を博した「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新作となるパチスロ「麻雀格闘倶楽部2」を販売した。
なお、2017年3月期通期の連結業績予想は、前述の通り上方修正されており、売上高2250億円(前期比10.0%減)、営業利益360億円(同45.9%増)、税引前利益350億円(同47.3%増)、最終利益240億円(同2.2倍)の見込み。
デジタルエンタテインメント事業において、第3四半期に配信を開始したモバイルゲーム『遊戯王 デュエルリンクス』と『実況パワフルサッカー』が好調に推移したほか、『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツA(エース)』をはじめとするモバイルゲームが引き続き堅調に推移したことに加え、健康サービス事業で、施設運営の品質改善とともに効率化を進めたことも寄与したという。
また、同日発表した2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算(IFRS)は、売上高1639億円(前年同期比8.5%減)、営業利益295億円(同69.8%増)、税引前利益288億円(同68.4%増)、最終利益206億円(同3.2倍)となった。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①デジタルエンタテインメント事業…売上高737億円(前年同期比9.0%減)、セグメント利益244億円(同14.6%増)
モバイルゲームでは『遊戯王 デュエルリンクス』と『実況パワフルサッカー』を配信開始し、両タイトルともに同社最速のスピードでダウンロード数を記録したほか、『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツA』をはじめとした各タイトルも引き続き好調に推移した。カードゲームでは「遊戯王トレーディングカードゲーム」を引き続きグローバルに展開し、家庭用ゲームではニンテンドー3DS用ソフト『実況パワフルプロ野球 ヒーローズ』を発売した。
②健康サービス事業…売上高519億円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益41億円(同44.4%増)
直営施設の退店などにより売上高は減少した一方で、施設運営の品質改善とともに効率化を進め、費用は減少して利益率が改善した。コナミスポーツクラブ所属選手の活躍により、子供向けスクールの入会が増加した。
③ゲーミング&システム事業…売上高217億円(前年同期比10.8%減)、セグメント利益29億円(同18.8%減)
ビデオスロットマシンの新筐体「Concerto」シリーズや、豊富なラインアップを擁する「Podium」シリーズの販売が堅調に推移したほか、中南米や欧州市場においても多種多様な商品の提供と拡販に注力した。カジノマネジメントシステム「SYNKROS」は北米各州のカジノ施設への導入のほか、海外を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設への導入も順調に進んだ。円高による前年同期比の為替影響は、売上高で29億円減、営業利益で4億円減となっている。
④アミューズメント事業…売上高171億円(同17.3%減)、セグメント利益39億円(同11.2%増)
アーケードゲームでは「麻雀格闘倶楽部ZERO」や音楽ゲームを中心とした「e-AMUSEMENT Participation」タイトルが安定稼働を続けたほか、シングルメダルゲーム機「FEATURE PREMIUM」シリーズの最新作「TwinkleDrop JUKE!」「FROZEN TOWER」が本格稼働を開始した。遊技機では家庭用ゲームタイトル「メタルギア」シリーズをパチスロ化した「メタルギア ソリッド スネークイーター」のほか、前作で人気を博した「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新作となるパチスロ「麻雀格闘倶楽部2」を販売した。
なお、2017年3月期通期の連結業績予想は、前述の通り上方修正されており、売上高2250億円(前期比10.0%減)、営業利益360億円(同45.9%増)、税引前利益350億円(同47.3%増)、最終利益240億円(同2.2倍)の見込み。
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766