ソニー<6758>は、2月2日、第3四半期累計(2016年4~12月期)の連結決算を発表し、売上高及び営業収入が9.3%減の5兆6996億円、営業利益が同49.8%減の1943億円、最終利益が同80.7%減の456億円と大幅な減益での着地となった。
大幅な減益となったが、これは為替の円高による売上高の減少に加え、映画分野及び半導体分野の大幅な損益悪化による。映画分野における減損(1121億円)や、電池事業の譲渡に伴う減損328億円などが影響したという。ゲーム事業については、ネットワークを通じた販売を含むPS4のソフトウェアの増収により、分野全体では増益になったとのこと。
なお、第3四半期(10-12月期)に限定すると、売上高は前年同期比5.2%増の6177億円、営業利益が24.5%増の402億円だった。為替の影響と「PS4」のハードウェアの価格改定の影響などがあったものの、主にネットワークを通じた販売を含むPS4のソフトウェアの増収、10月に発売したPlayStationVRが貢献した。
2017年3月通期の見通しを下方修正した。売上高は7兆4000億円から7兆6000億円(前期比6.2%減)に引き上げるものの、営業利益は2700億円から2400億円(同18.4%減)、最終利益は600億円から260億円(同82.4%減)に引き下げた。
大幅な減益となったが、これは為替の円高による売上高の減少に加え、映画分野及び半導体分野の大幅な損益悪化による。映画分野における減損(1121億円)や、電池事業の譲渡に伴う減損328億円などが影響したという。ゲーム事業については、ネットワークを通じた販売を含むPS4のソフトウェアの増収により、分野全体では増益になったとのこと。
なお、第3四半期(10-12月期)に限定すると、売上高は前年同期比5.2%増の6177億円、営業利益が24.5%増の402億円だった。為替の影響と「PS4」のハードウェアの価格改定の影響などがあったものの、主にネットワークを通じた販売を含むPS4のソフトウェアの増収、10月に発売したPlayStationVRが貢献した。
2017年3月通期の見通しを下方修正した。売上高は7兆4000億円から7兆6000億円(前期比6.2%減)に引き上げるものの、営業利益は2700億円から2400億円(同18.4%減)、最終利益は600億円から260億円(同82.4%減)に引き下げた。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758