タカラトミー、17年3月期の最終益を15億円→40億円に大幅上方修正…トミカ、プラレール、リカちゃん、ベイブレード、デュエマ好調、海外収益も改善
タカラトミー<7867>は、2月7日、2017年3月期の連結利益予想を大幅に上方修正し、営業利益を40億円から70億円、経常利益を32億円から70億円、最終利益を15億円から40億円にそれぞれ引き上げた。売上高は1680億円から1640億円に減額した。従来予想からの修正率は、売上高が2.4%減、営業利益が75.0%増、経常利益が118.8%増、最終利益が166.7%増となる。
同社では、利益面については、利益率の高い国内の玩具ビジネスが好調であることに加え、TOMY International グループの事業立て直しを進める中、収益性が改善しているため、と説明している。経常利益については、為替相場の変動により、保有する在外子会社に対する外貨建債権の評価替えによる為替差益も計上するとのこと。
売上高は減額修正となったが、定番商品「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」や、4月からテレビアニメがスタートした次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」などの販売が好調に推移しているものの、海外市場でベビー、プリスクール関連商品の販売が低調に推移しているという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月期)の連結は、売上高1317億円(前年同期比2.8%増)、営業利益102億円(同82.1%増)、経常利益105億円(同99.2%増)、最終利益78億円(前年同期27億円の赤字)だった。
同社では、利益面については、利益率の高い国内の玩具ビジネスが好調であることに加え、TOMY International グループの事業立て直しを進める中、収益性が改善しているため、と説明している。経常利益については、為替相場の変動により、保有する在外子会社に対する外貨建債権の評価替えによる為替差益も計上するとのこと。
売上高は減額修正となったが、定番商品「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」や、4月からテレビアニメがスタートした次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」などの販売が好調に推移しているものの、海外市場でベビー、プリスクール関連商品の販売が低調に推移しているという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月期)の連結は、売上高1317億円(前年同期比2.8%増)、営業利益102億円(同82.1%増)、経常利益105億円(同99.2%増)、最終利益78億円(前年同期27億円の赤字)だった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867