ミクシィ<2121>は、2月9日、東京都内で2017年3月期の第3四半期(4~12月)の決算説明会を開催した。説明会では、同社の萩野泰弘取締役が財務状況を説明、続いて森田仁基代表取締役社長(写真)が事業状況の説明を行い、その後質疑応答が行われた。今回は、その中から同社の主力タイトル『モンスターストライク』(以下『モンスト』)の直近の状況について取り上げたい。
前回の決算説明会において、3周年イベントを実施した効果により、『モンスト』は10月に過去最高のアクティブユーザー数を更新したとしていたが、その後も「11月、12月も高水準での推移を持続した」(萩野氏)とのこと。
さらに1月1日には「10月のアクティブユーザー数をさらに上回るアクティブユーザー数を記録」(森田社長)し、「1月には過去最高の日商、そして過去最高の月商を達成した」(同)としていた。
こうした『モンスト』の足元の好調ぶりが第4四半期期間(1~3月)の売上高630億円(前四半期比11.9%増)、営業利益294億円(同32.7%増)という四半期ベースで過去最高の業績を更新する業績予想の根拠となっているようで、「4Qの売上高600億円見込む強気の計画だが、この数字は十分達成可能だと思っている」(森田社長)とのことだ。
(編集部:柴田正之)
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121