サイバーエージェント、スマートフォンアプリ広告の効果最大化を図る動画広告配信ソリューション「ターゲットスクリーンCM」を提供開始

サイバーエージェント<4751>は、3月6日、スマートフォンアプリ広告における、ブランド認知およびアプリインストール獲得の両立を実現する、スマートフォン向け動画広告配信ソリューション「ターゲットスクリーンCM」の提供を開始したことを発表した。


＜以下、プレスリリースより＞

スマートフォンでの動画視聴が身近になったことで、オンライン動画市場の拡大が加速を増す昨今、10代20代における「ネット利用時間」は「テレビ視聴時間」を抜き（*1）、若年層におけるテレビ媒体の視聴低下が企業のマーケティング戦略へ変化をもたらしています。このような背景のもと、最近ではテレビCMのリーチが難しい若年層に対して、Web動画でセグメント配信を行うことでテレビCMとWeb動画のトータルで広告接触量を確保するプロモーション事例が増えております。

当社では、このようなプロモーション需要の増加から、スマートフォンアプリ広告における、ブランド認知およびアプリインストール獲得の両立を実現する動画広告配信ソリューション「ターゲットスクリーンCM」を開発いたしました。本ソリューションは、これまでテレビCMが担っていた幅広いブランド認知およびリーチ獲得の役割を、スマートフォンのアプリ内広告でも実現可能にし、加えてアプリインストール目的の広告配信と連携させることで、高いブランド認知およびアプリインストールの両立を図るサービスです。

スマートフォンのアプリ内広告においては、YouTube TrueView広告(*2)などを中心とした動画広告の配信を行います。国内最大級の動画広告の配信実績をもつ当社の豊富な運用ナレッジのもと開発された本サービスは、ターゲットユーザーへの到達効率を最大限に反映させた配信設計が可能です。

テスト時の配信実績では、アプリディベロッパー企業にて「テレビCM」と「ターゲットスクリーンCM」での配信地域（県単位）を分け、想定リーチ数を同規模に揃えた状況で広告配信したところ、アプリインストールの獲得効率比較でテレビCMと同等以上の成果を出しました。また、テレビCMの30％以下の予算で「ターゲットスクリーンCM」を配信したところ、テレビCM配信時よりも多くのアプリインストール獲得に繋がった事例もありました。

このほかにも、当社では動画広告の効果最大化を図るため、Web広告に特化した動画クリエイティブ素材を制作するクリエイター200名以上の制作体制を整えるとともに、動画広告の撮影・収録・編集専門スタジオ「STUDIO CRAV (スタジオ クラヴ)」(*3)を有しており、今後需要の高まりが予想される「縦型動画」や「360度動画」、「VR」、「アニメ（CG）」などのコンテンツ動画の制作にも対応、高品質かつスピーディーな動画広告制作を行っております。さらに、当社が提供する動画広告におけるクリエイティブの最適化ソリューション「VS（バーサス）」(*4)を活用することで、ブランドリフト効果と関係する動画内の表現要素を可視化し、より高い広告効果を目指すことが可能です。

当社では、拡大する動画広告市場において、今まで培ってきたノウハウ・ナレッジを活かし、今後とも企業のマーケティング効果を最大化するソリューションを提供してまいります。


*1　総務省出典：
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2016/01_160825mediariyou_gaiyou.pdf　
*2　YouTube TrueView広告とは、YouTube 内に配信されるインストリーム型の動画広告です。
https://support.google.com/adwordspolicy/answer/2679940?hl=ja　
*3「STUDIO CRAV (スタジオ クラヴ)」は、当社の動画制作専用のスタジオです。
https://www.cyberagent.co.jp/newsinfo/info/detail/id=12514　
*4「VS (バーサス)」は、当社が提供する動画広告のブランドリフト効果を可視化するクリエイティブの最適化ソリューションです。
https://www.cyberagent.co.jp/newsinfo/info/detail/id=12858