【ゲーム株概況(4/20)】好決算期待のドリコムが買われる enishは再びS高 グリーは新高値形成も一巡後は利益確定の売りに アカツキは小反落

4月20日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比1.71円安の1万8430.49円で取引を終えた。前場はプラス圏での推移が続いたものの、後場に入って一部報道で日本郵政<6178>が海外M&A(合併・買収)で失敗したと報じられたことなどを嫌気し、次第に上げ幅を縮小し、引け間際にはマイナスに転じた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が再びストップ高となるなど騰勢を強めたほか、ドリコム<3793>やイグニス<3689>、メディア工房<3815>などが買われた。ドリコムは、大引け後に2017年3月期の業績予想の上方修正を発表(関連記事)しており、明日以降の株価動向にも注目が集まりそうだ。

また、グリー<3632>はこの日も新高値を付けるなど買われたが、前日まで5日続伸していたこともあり、さすがに一巡後は利益確定の売り物に押された。

半面、大手ゲーム株は軒並みさえず、前日に『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』の米国での好調を材料に買われたアカツキ<3932>も小反落した。

前日はe-sports関連の思惑で短期資金が向かっていたAiming<3911>もこの日は反落した。


■関連銘柄
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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