【ゲーム株概況(4/25)】『A3!』の売上ランキング浮上でアエリアが高値更新 次世代型ゲームエンジン「Xenko」リリースのシリコンスタジオも高い
4月25日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸となり、前日比203.45円高の1万9079.33円と終値ベースで3月30日以来となる1万9000円台を回復して取引を終えた。北朝鮮によるミサイルの発射や核実験などの挑発行為が行われなかったことで、地政学的リスクへの懸念がやや後退し、前日に続いて買い戻しの動きが活発化した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が新高値を更新し、ストップ高に迫る水準まで買われるなど急騰した。子会社リベルのイケメン役者育成ゲーム『A3!』が期間限定スカウト「SAKURAダイアリーDay」の開催(関連記事)などで、このところApp Storeの売上ランキングで急浮上しており、あらためて2017年12月期の業績回復への期待感が膨らんでいるもよう。
また、シリコンスタジオ<3907>が後場に入って上げ幅を拡大した。シリコンスタジオは、VR開発にも対応したC#で開発できるオープンソースの次世代型ゲームエンジン「Xenko」を正式リリースしたことを発表(関連記事)しており、低価格用途の深耕による業績貢献が早くも意識されているようだ。
ほか、ボルテージ<3639>やKLab<3656>、アカツキ<3932>なども買われた。
半面、ガンホー<3765>やDeNA<2432>、コロプラ<3668>など主力株の一角がさえず、モバイルファクトリー<3912>も続落した。
■関連銘柄
※アエリア<3758>の株価はストップ高とはなっていなかったため、一部訂正いたします。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が新高値を更新し、ストップ高に迫る水準まで買われるなど急騰した。子会社リベルのイケメン役者育成ゲーム『A3!』が期間限定スカウト「SAKURAダイアリーDay」の開催(関連記事)などで、このところApp Storeの売上ランキングで急浮上しており、あらためて2017年12月期の業績回復への期待感が膨らんでいるもよう。
また、シリコンスタジオ<3907>が後場に入って上げ幅を拡大した。シリコンスタジオは、VR開発にも対応したC#で開発できるオープンソースの次世代型ゲームエンジン「Xenko」を正式リリースしたことを発表(関連記事)しており、低価格用途の深耕による業績貢献が早くも意識されているようだ。
ほか、ボルテージ<3639>やKLab<3656>、アカツキ<3932>なども買われた。
半面、ガンホー<3765>やDeNA<2432>、コロプラ<3668>など主力株の一角がさえず、モバイルファクトリー<3912>も続落した。
■関連銘柄
※アエリア<3758>の株価はストップ高とはなっていなかったため、一部訂正いたします。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907